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[jamsat-news:685] SATINF#062 12Nov97


衛星情報 SATINF#062 12Nov97 BID:$SATINF.317

●AO-10
  CWでの運用なら可能です。

●RSシリーズ
  RS-10は依然総ての機能が止まったままです。
  RS-12はAモードで運用されています。
 RS-15も正常に作動していますが、バッテリーの充電にトラブルが発生して
 おり夜間は使えません。帰り信号は弱くCWでの交信が実用的です。
  RS-16は依然として435MHzでビーコンのみ送信中ですが、上の方のビーコン
 は大変弱くなっています。
  RS-17は145.82MHzあたりでピーピーというビーコンを聞けます。
 軌道要素はMIRと同じで良いようです。

●MIR
 SAFEXの運用が再開されたという情報が流れてきましたが、JA上空では音声
 ・パケット共に何も聞こえません。
 
●FOシリーズ
  FO-20はJAモードで正常運転中ですが、やはりCWのビーコンはおかしな信号が
 出ています。
 FO-29は02Nov97夜はディジトーカーになっていました。
     今後のFO-29の運用予定
     
      月   日   切替時刻       運用モード
    11月   7日  08:29(17:29)    デジトーカ
          10日  07:31(16:31)    JD9600
          14日  07:23(16:23)    JA
          21日  08:01(17:01)    デジトーカ
          25日  07:53(16:53)    JD1200
          28日  08:39(17:39)    JD9600
    12月   5日  07:33(16:33)    JA                   
 
●AO-27
 日照時間帯はトラポンがオンになっています。

●AO-16
 正常動作中

●DO-17
 2メーターのビーコンが再開し、また2.4GHzでもビーコンが出ているようです。
  
●WO-18
 ビーコンのみ出ていましてソフトのリロード中のようです。

●LU-19
 正常動作中

●UO-22
 正常動作中

●KOシリーズ
 KO-23、KO-25共に正常動作中。
 
●IO-26
 ビーコンのみ送信中

RS-17補足
ANS313によりますと、ロシア(衛星の匡体の製作)とレユニオン島の高校生(ビ
ーコンの送信機の製作)の合作によるSputonik1号の1/3の衛星は、03Nov97、MIR
の乗組員の船外活動時に手で軌道に乗せられました。ビーコンの周波数は衛星内
部の温度を示すようになっています。
衛星の諸元は
形状と重量 直径20センチの球形で3Kg
出力    100MW
アンテナ  4本の円偏波アンテナ
電源    12本のリチウム電池で3.5V、9AH
寿命    1ヶ月、1-1.5年のち大気圏再突入で燃え尽きる
周波数   145.82MHz FM+-4KHz

 参考文献
 ANS、SpaceNews、JAMSAT-BBからのインターネットでの配信

 文責 JR8XPV/丹呉 壽男
    jr8xpv@jamsat.or.jp