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[jamsat-news:540] P3D-support-memer-apply close at May/End
JJ1WTK 坂本です。
JAMSATニュースレターの 182号が、会員のみなさんには届いた頃だと思います。
182号の最後のページ「事務局から」のコーナーでアナウンスしていますように、
Phase-3D支援会員の新規入会受付を、今月（1997年5月）末日に日本学会事務センター
に到着している分をもって終了いたします。
●Phase-3D衛星支援会員とは
JAMSATの Phase-3D衛星支援会員制度は、1992年度から始まったもので、SCOPEプロ
ジェクトならびにPhase-3D衛星を資金的に援助するために行っているものです。
JAMSAT NewsLetterなどが配布される正会員とは別の制度です。支援会費は、年額
6,000〜48,000円の間の４とおりがあり、JAMSATの会費と同様に日本学会事務セン
ターから送られてくる振込用紙で送金することによって会費を納めることになり
ます。会費といいましても、SCOPEプロジェクトならびにPhase-3D衛星の製作を
支える寄付となります。
JAMSATは、1992年度以降のPhase-3D支援会員各位からの寄付を、Phase-3D積立金と
して積み立ています。JAMSATはこの積立金を、 Phase-3D衛星に搭載するための
カラーCCD静止画カメラであるSCOPE（スコープ）の製作や動作試験のために、また
積立金の一部からPhase-3D衛星の総合組立を担当しているAMSAT-NAへ $50,000（約
600万円）を寄付するなど活用しています。
われわれは、アマチュア衛星を使った通信や実験で楽しませてもらっていますが、
（あるいはこれから楽しみたいと思っておられる方も多いことと思います）
アマチュア衛星は、自然の電離層とは違って、誰かが作らなければ誕生しません。
しかし、私たち普通のハムには、衛星を製作するような貢献はなかなかできません。
そんな普通のハムでも気持ちさえあればできる貢献が、資金的援助です。Phase-3D
支援会員制度は、そういう気持ちがあるメンバーが入会して、SCOPEならびにPhase-
3D衛星計画を資金面で支援するための制度です。
●支援会員への入会申込み方法
Phase-3D支援会員制度は、JAMSATが事務局業務の一部を委託している（財）日本学会
事務センターの機能を利用して運営されています。そのため、支援会員への入会申
込みは、（財）日本学会事務センターから入会申込みを取り寄せ、記入して、（財）
日本学会センターに送ることになります。
連絡先
〒113 東京都文京区本駒込5-16-9
（財）日本学会事務センター内 日本アマチュア衛星通信協会
FAX 03-5814-5820
この部署に、JAMSATの職員がいるわけではありません。JAMSATは、専任の従業員など
ひとりもおらず、有志がボランティアで運営している団体です。問い合わせは、FAXか
書面でお願いします。支援会員への申込みは、上記の連絡先に、ハガキかFAXで、あな
たの住所、氏名を忘れずに書いて、
「日本アマチュア衛星通信協会(JAMSAT)の支援会員への入会申込書を送ってください」
と請求してください。
●支援会員の会費
支援会員の会費は、支援会員クラスによって次の４通りがあります。
クラス４ 年額 48,000円
クラス３ 年額 24,000円
クラス２ 年額 12,000円
クラス１ 年額 6,000円
なお、支援会員のみへの入会はできませんので、これから新規に支援会員に申込みを
されるかたは、JAMSATへの入会申込み(入会手数料 1,000円、年会費 6,600円です)も
同時にしていただくことになります。
あるいは、JAMSATへの入会や支援会員への入会とは別に、寄付も歓迎しております。
こちらは金額を問いません。ご希望のかたは、お問い合わせください。
●支援会員制度は今年度(1997年度)で終了します
Phase-3D衛星は、打ち上げロケットであるESA（ヨーロッパ宇宙機関）のアリアン５型
ロケットの開発遅れや１号機の試験打ち上げ失敗などにより、当初の予定よりも打ち
上げが遅れていますが、現在のところ、今年の9月にアリアン５型ロケットの２回目の
試験発射(AR502)で打ち上げられる予定です。そのため、支援会員制度も今年度(1997年
度)で終了します。これから支援会員に入会されるかたは、このような事情により、
今年度１年間だけの支援会員ということになります。
志あるかたの協力をお待ちしております。
de JJ1WTK 坂本 Kazu Sakamoto <jj1wtk@jamsat.or.jp>