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[jamsat-bb:15613] JAMSAT 久留米ミーティング報告


10月23日秋晴れの土曜日、久留米明善高校図書館をお借りしてJAMSAT
ミーティングを持ちました。

1)出席された方々(参加申し込み順敬称略)

JA6PL   井地
JA6APJ  江島
JF6GBH 松尾
JH6BKE  友池
JF6MIT   宮川
JR6PUE  堂原
JQ6RZY  井上
JA6EGM 平川
JR6NVG  山下
JA6BX    江崎

上記の他、明善高校無線部ARISSメンバー14名参加。
JA3GEP/6 毛利さんは出席予定だったのが、当日急用のためやむを得ず
ご欠席。

2)主な話題

<ARISS スクールコンタクト>

・ 明善高校ARISSメンバーを代表して KI4DFK 岩尾 春美さんから、ARISS
 プロジェクトの始まりから交信当日までの経緯が報告された。 大成功裡
 に終わったプロジェクトの蔭の苦労、特にアンテナ自動追尾不調に対する
 とっさの判断、小中学生に対する英語で緊張せずに交信出来る雰囲気作り
 など、全員が周到に準備し、重ねに重ねた話し合いがあって初めて成し遂
 げることができたとの感想を交えて報告された。
・ 交信当日のコントロール・オペレーターをつとめたNH7TA 中村 修 君から
 は、夢に見るほど練習したNA1SSへの呼び出しとマイク操作だったが、いざ
 本番となると大変緊張したこと、最初に宇宙飛行士のマイク・フィンクからの
 声が聞こえた時のホッとした気持ち、最後の質問を終えて全員で「サヨウナ
 ラ」と言ったと時の感動などが語られた。 本人は進路として法学部希望で、
 ARISSの経験をどう活かすかが課題と、笑って話していた。
・ 無線部顧問のJR6NVG 山下先生からは、交信当日に至るまでの九州総合
 通信局によるダウンリンク周波数のクリーンアップが大変効果的に行なわ
 れたこと、JARLを通じてNASAとのスケジュール調整、教育関連機関による
 支援など、外部関係組織による協力の重要性について話された。

<参加各局近況>(着席による発表順)

JF6GBH: 情報処理技術者国家試験と台風によるアンテナ被害で、アクティ
      ビティが低下したが、復旧したのでAO-51に時々QRV。
JQ6RZY: 台風で被害を受けたアンテナを復旧中。 ISSのパケットを受信。
JH6BKE: 仕事の関係で、熊本から144MHzと430MHzにQRV。衛星はまだ。
JF6MIT: ARISSコンタクトで得られた貴重な経験を皆で活かして行きたい。
JA6EGM: 大分にはサテライト局が3局居るが、アクティブではない。
      最近は大分方面と4エリアから入感する144/430MHzバンドの違
      法局・不法局ワッチに専念。
JA6PL: 最近はXI-IV、Cute-Iのワッチ、AO-51、SO-50など各衛星に毎日
      QRVし、その合間を縫って生活している状態。
JA6APJ: SSTVにもチャレンジしていたAO-40が駄目になった。Giga St.を活
      用し、パッチアンテナの試作と、特性測定装置作りなどに専念。
JR6PUE: 3年前にUO-14で衛星を始め、次に高性能のK5GNAコンバーター
      を入手してAO-40にQRVしたが、残念。 次期衛星待ち。
JR6NVG: ARISSコンタクト終了で少々虚脱感が。 台風でHF Antのエレメント
      が1本落下。 無線部では次のプロジェクトを思案中。
JA6BX: ARISSコンタクトの支援では、若い人から貰ったエネルギーと教訓が
     極めて大きい一年間だった。 

<西日本ハムフェアへの参加>

JR6NVG山下先生から、来春「サンメッセ鳥栖」で開催の西日本ハムフェアに
は、JAMSATと合同あるいは隣接で「明善ARISSスクールコンタクト」を出展意
向が示された。 具体的なことは今後関係者間で詰めるが、良いアイデアが
あれば是非山下先生まで。

<手作りクッキー・和菓子でコーヒーブレーク>

話に夢中で、うっかり言い忘れた重要事項として、コーヒーブレークに添えられ
たクッキーや和菓子は無線部メンバーの生徒さんたち(男子・女子)による手作
りです。「サポート頂いたローカル局へのお礼の気持ちを全員で込めて作った」
とのことです。 ホロリ・・。 道理で美味しかった!

散会にあたって、元気のいい笑顔で参加者を見送ってくれた無線部メンバー
も、何人かは来春進学に向けて猛勉中(の筈?)、他のメンバーもいずれ高校
を巣立って行くことになりますが、ARISSプロジェクトで得た経験が、今後大いに
役に立つであろうとの確信をもって帰路につきました。

以上。

編集・文責  JA6BX 江崎 昌男



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