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[jamsat-bb:15612] JAMSAT久留米ミーティングに出席して


JAMSAT-BBの皆さん、こんにちは
JA6APJ/江島です。

10月23日の午後、福岡県久留米市の県立明善高校で開催されたJAMSATミーティ
ングに出席してきましたので、その報告です。

その前に、台風や地震で被災された方々へ、お見舞い申し上げます。
特に地震は、まだ強い余震が続いているとのこと、お気をつけ下さい。
被災地の皆さんの一日も早い復旧をお祈り致します。

さて、
今年7月13日のARISSスクールコンタクトに明善高校の無線部の皆さんが大成功を
おさめられたことは、JAMSATの皆さんがよくご存知のとおりです。

ミーティングは、スクールコンタクトを体験された無線部の生徒さん達を中心に実施
されました。

議題は次のとおりです。

1.JA6YCK明善高校無線部メンバーによる8N6A ARISSスクールコンタクト結果報告
2.参加各局の近況・アイデアなどの交換
3.JAMSAT/AMSATが計画中の時期衛星の状況
4.来年2月に開催の西日本ハムフェアへのJAMSAT出展計画 など

ミーティング主宰のJA6BX江崎さんから「スクールコンタクト大成功のかげに」と題
し
て、1年前からプロジェクトを進めてきた生徒さん達の健闘を讃えるご挨拶があり、
担当のJR6NVG山下先生から「無線のことを全く知らなかった生徒も含め、猛勉強の
結果、15人の部員全員がFCCの米国上級免許を取得、全員一丸となってプロジェクト
を成功させたこと、特に子供達(高校生)を中心に進めることができたことを大切にし
て
行きたい。」とのご挨拶がありました。

生徒さん達の代表数名から「スクールコンタクトの主人公となる地域の小中学生への
英語指導を自分達で小学校へ出かけて実施したこと、宇宙飛行士への質問をいかに
判りやすく短いもの(宇宙飛行士からの回答も想定しながら)にして、10分間のパスで
出来るだけ多くの質問ができるよう、且つ有意義な質問になるよう全員で質問を厳選
してきた苦労や、当日のプレゼンテーションをどうすれば・・・、運用を何回もリ
ハーサル
して、子供達(小中学生)の夢をこわさないように必死に取り組んできた」との貴重な
経験
談が話されました。

JAMSATメンバーのあるOMさんから「携帯電話が普及した現在、アマチュア無線につい
てどう思う?」と生徒さん達に質問したところ、「アマチュア無線の良さは、交信の
楽しさも
ありますが、それ以上に技術的な研究ができること、アンテナ等も自分で作ったりで
きる
じゃないですか。」との回答が女子生徒さんからあり、一同「オオッ」という感動の
声が漏
れました。

私も、この言葉に大変熱いものを感じ、本当の意味のハムの真髄に触れた思いです。
そして、7月13日の成功の直後にスクールコンタクトした小学生が「僕も将来ハムの
免許
を取っていろんな人と交信したい」とインタビューに答えていた姿を思い出していま
す。

同校は進学の名門校(今年が創立125周年)で、大学受験とARISSプロジェクトの両立に
部員のみなさんは大変なご苦労があったようですが、久しぶりに見る彼らは堂々とし
て、
輝くような良い顔をしていました。

若い世代、特に子供達が健全に伸びて行っていることが実感できるスクールコンタク
トの
素晴らしさ、JAMSATメンバーが、その支援をしていることの意義の大きさと責任の重
さを
感じながら・・・

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 江島 恒吉 (Ejima Koukichi)
 JA6APJ 熊本市 (Kumamoto-city)
 GL:PM52IS
 Email : ja6apj@jarl.com
            ja6apj@mtb.biglobe.ne.jp
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