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[jamsat-bb:12916] Re: STS-107(コロンビア号)


米スペースシャトル(STS-107) の空中分解(爆発)を報ずる 2月2日(Sun) の朝刊
の第一面の大見出しを見た瞬間、絶句してしまいました。米国東部時間 2月1日
午前9時 (日本時間午後11時) 頃、スペースシャトルコロンビアは、地上に帰還
する直前に、テキサス州上空で空中分解し、搭乗員 7人全員が亡くなりました。
スペースシャトル左翼下側の 後輪収納部付近のトラブルが原因の可能性がある
と報じられています。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

 STS-107搭乗員
 Rick D. Husband     船長
 William C. McCool   パイロット
 Michael P. Anderson ペイロードコマンダー
 David M. Brown      ミッションスペシャリスト
 Kalpana Chawla      ミッションスペシャリスト
 Laurel B. S. Clark  ミッションスペシャリスト
 Ilan Ramon          ペイロードスペシャリスト

スペースシャトルは 繰り返し使える宇宙船として開発され、今回事故を起こし
たコロンビアは、1981年に初飛行しているので、すでに 20年以上も飛び続けて
いたことになります。現在 他に、ディスカバリー,アトランティス,エンデバー
の 3機があります。日本人飛行士として毛利衛、向井千秋 両氏もスペースシャ
トルに乗り 宇宙に行っています。この 3月には、野口聡一氏がアトランティス
に乗る予定でしたが、今回の事故の原因が究明されるまで 全ての飛行が中止さ
れます。建設中の国際宇宙ステーション(ISS)や、今後の他の宇宙開発にも多大
な影響があることが危惧されています。

私も皆様と同様、コロンビアと直接間接に関わっており、向井千秋氏が STS-65
に乗っていた 1994年 7月12日に、SAREX QSO を成立させています。それだけに
今回の事故は他人事とは思えず、その原因がきちんと究明されて 対策を講じ、
今回亡くなられた方々の意思を生かし、できるだけ早く 宇宙開発が再開される
ことを期待します。

私の下記HP の中の記事は膨大な数になっていますが、コロンビアに関する記事
を改めて読んでみました。あの巨大で緻密なコロンビア号を この目で見たこと
はありませんが、その姿が頭の中に甦ってきます。

スペースシャトルコロンビアと QSO (1994年 7月12日)
スペースシャトルコロンビアの QSL (1995年 5月15日)
ロケットボーイズ読書感想文      (2002年 2月 8日)
http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/eiseixx.htm
http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/furoku16.htm
http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr307.htm

(参考)
STS-107ミッション概要
宇宙開発事業団におけるコロンビア号事故に対する対応
http://www.nasda.go.jp/press/2003/02/sts107_20030203_j.html
http://www.nasda.go.jp/press/2003/02/columbia_20030203_j.html
                                              (Info. @JA7JZS)

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Name: JE9PEL/1 脇田
Mail: ei7m-wkt@asahi-net.or.jp
URL : http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/
QTH : Yokohama, Japan
Date: Feb 4, 2003
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