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[jamsat-bb:12882] 2.5mディッシュでJA4BLC又賀さんKバンド受信成功


JH1AOY 玉川正次です。
私信でお受けいたしましたがJA4BLC、又賀さんKバンド受信成功の報告です

2.5mディッシュを使って初めて無線電波を受信することができました。
(注 今までは太陽雑音受信で調整)

10時からJR4AEP、JR4BRS、JA4BLCで24GHzのフィード取り付けなど準備に取り掛か
り、12時過ぎ太陽雑音の受信に成功。14時50分頃からAO40-Kのビーコンおよびダウン
リンクを受信できました。

太陽雑音は7.5-7.8dB、AO40-Kのビーコンは聴感上S/N20dBはあったと思います。
JH1AOY、JI5MFZのSSBもはっきり聞く事ができました。
周波数はIFで28.200MHzあたりでした。まともに較正していないので、親機のダイヤ
ルをまわして探しました。

フィードは10mm丸パイプにG3WDGスタイルの開口角150度コーン。
リグはDB6NT pre-amp (WG in/out)--3poleBPF--PCOM downconv (24,048-144)--DB6NT
local OSC(11,952MHz)--JA3GCT CONV(144-28)--TS690V。太陽雑音測定にJA1AUH NF
METER。
3poleBPFはジャンク(26GHz)を改造調整したものですが、290MHz離れで-50dBとれて
います。損失5dB。
アンテナ方位表示ロータリーエンコーダで分解能はAZ/ELとも0.1度。
月、太陽の自動追尾はF1EHNソフトで可能ですが、残念ながら衛星は自動追尾できま
せん。

ビーム幅は水平0.4度、垂直0.9度でした。水平制御はslow モードでも1クリックで1
デシくらいは変化し、課題を残しました。垂直のスロー制御は快適でした。
このビームアンテナではとても東京のデータを元に追跡することはできませんでし
た。長尾さんのパソコンがアクシデントで停止した後半はついに衛星を見失いまし
た。気がついたらMA132を過ぎてKモードは終わっておりました。

その後アンテナ方位のずれ(エンコーダZ相の設定)を修正し、F1EHNソフトの太陽計
算値通りの方位でサンノイズのピークが出ることを確認。次回から待ち受けが楽にな
りそう。
焦点調整もやってみましたがフィードを動かすと方位が動きまだ最適に追い込めては
いないと思っています。とはいえ太陽雑音であと1デシくらいか?


JH1AOY
Masaji Tamagawa
16 Tsukahara Kimitsu City Chiba 292-1147, Japan
e-mail: jh1aoy@jamsat.or.jp

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