[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[jamsat-bb:12736] SAFIR-M added


昨日の私の記事 『SAFIR-M (Rubin-2) decoded』 に関連して、ドイツ管制局と
私信を交わしています。 公開されていない内容も含んでいますが、重要な情報
であると判断し、ここに一部を翻訳して紹介します。


脇田 ==> 管制局1

 昨日 (12/28, 2002)、SAFIR-M (Rubin2) から受信した KISS データを、下記
 ホームページに登録した。 この時の環境設定は、145.825MHz 9600bps, FSK,
 KISS モードで、PAYLOAD-A の軌道要素を使用した。
 (21228saf.kss のファイルサイズは、998 バイト)

 http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/safir-m2.htm
 http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/21228saf.zip


管制局1 ==> 脇田

 情報に感謝する。あなたが観測したように、メッセージは まだメモリデータ
 バスビットの欠如 (bit0=0) により、破壊されたままである。 DATA1 メッセ
 ージの長さは、20 個の 16 進数の文字でなければならない。簡単に解析をす
 るために、Martin DG8UAU の開発したソフトウェアが使用できる。 それを、
 このメールに添付した。

 [訳注. SAFIR-M Decoder (28kB), このソフトは、SAFIR-M のホームページ、
      http://amend.gmxhome.de  から入手できる。 最初にアクセスした
      画面左下の Aktuelles セクションの中の 26.12.2002 の項にある。]

 "正常" なメッセージは、次のデータで構成されている。
 00000084008282244B00 [訳注. 昨日の受信データは 000006@006880244@00 ]


管制局2 ==> 脇田

 あなたの受信レポートに感謝する。 受信した (KISS) データからテレメトリ
 を抽出した。その結果を、我々のウェブページに付加した。

 http://hft.fh-pforzheim.de/download/aatis/

 DATA1 フレームの内容を解析するために、'Hex Editor' と (バイナリテレメ
 トリを アスキーに変換する) 'Safir-M Decoder' を使用した。さらに言うと
 DATA0 フレームの内容の解析結果を比較することにより、ビット 0 の不正確
 な箇所を除去しなければならない。

 我々は、将来的にはビーコンバグ(欠点) を改善することができることを期待
 しているが、それには少なくとも数週間を要するであろう。
                                (以上)

-------------------------------------------
Name: JE9PEL/1 脇田
Mail: ei7m-wkt@asahi-net.or.jp
URL : http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/
QTH : Yokohama, Japan
Date: Dec 29, 2002
-------------------------------------------
 
-------------
JAMSAT BB Mailing List
http://www.jamsat.or.jp/infoserv/mlist.html