[jamsat-bb:12205] AO-40測距の続き（その２）

[Tanaka <goj@mwb.biglobe.ne.jp>]

その後ぼちぼち誤差の推定を行っています

これまでにわかったことは
１　USB/LSBでの遅延時間の相違について
　　送受にいっているXtalフィルタ−の群遅延特性による差違
　　USB/LSBキャリヤ−水晶のＦズレのため
　　信号がフィルタ−を通過する位置がUSB/LSBでかなり違う
２　時間差カウンタは一応  必要な精度を確保している
３　ノイズがあると　TNCからのデジタル信号に  揺らぎ(ジッタ)が出てくる
４　机上でのル−プテストにノイズを加え実際の交信程度の状態にして
　　遅延(ジッタを含めて)を測定する
　　結果　ノ−ノイズデ−タに比べ　+0.1mSEC±0.1mSEC程度でばらつく

４の結果は実際のAO-40での測定のばらつき(±0.1mSEC)とよく似ていて
一寸自信が出てきました

これ以外にもよく考えてみるといろんな不確定要素が潜んでいます
救いは 測定値から　自局の遅延時間を差し引きしますからそのときに
無線機 TNCの不確定要素はキャンセルされる可能性がある！！

何とか　TOTAL誤差　±0.1mSEC(15Km)にたどり着けたらと思います

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        田中泰則　　大阪府堺市
　　　　JA5GOJ/3
        ja5goj@jarl.com
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