[jamsat-bb:11984] A0-40 自動測距装置

[Tanaka <goj@mwb.biglobe.ne.jp>]

タイトルは一寸オ−バ−です。
自動遅延時間測定器です。HIHI
今朝 初めて自動サ−チMODEのテストをして成功しました。
自動的に遅延時間を測定する物です。
主要部品はPIC 3個です。
去年JF6BCCさんに教えてもらった
Coded Pulse Rangingと言う方法です。
300ボ−127BIT繰り返しパルスの前後に
コ−ルサイン確認用にパケット信号(JA5GOJ<TEST)を追加しています。
送信開始後サ−チを始めビット単位までおいこみ
その後自動的に1/100ビット単位でさらにサ−チをします。
PICがビットの一致不一致をカウントしてサ−チを自動停止します。
机上実験の結果では　自動でノイズの多いときで0.2mSEC
少ないときで0.1mSEC程度まで追い込めました。
実際のテストでは

自動MODEの値
                          実測値  CALSAT
6/22 05:02:45  399.3mSEC  59900K  59870K　 +30K
       :03 48  399.5      59930K  59890K   +40K
       :08 09  399.9      59990K  59950K   +40K
       :11 10  400.3      60050K  60000K   +50K
       :19 50  401.0      60150K  60120K   +30K
       :39 30  402.4      60360K  60330K   +30K
       :40 38  402.6      60390K  60340K   +50K

以下は手動で測定した値
6/14 05:37 49  396.8      59520K  59500K   +20K 
       :39 15  397.2      59580K  59530K   +50K
       :45 31  398.4      59760K  59670K   +90K

遅延時間は自局の無線機 TNCの遅延時間7.2mSECを除いています。
+数１０ＫがAO-40とうちの2.4Gコンバ−タの遅延時間＋αと思われます。

さすがにSINGLE PULSE とは偉い違いです。
安定して測定できますし　ノイズにもつよいです
SSB交信程度かそれ以下のレベルで十分です。
SSTV各局のレベルがあれば何も云うことはありませんが。
通常のパケットと違い30%くらいのビットエラ−は許されます。

なおこのパケットもどき信号と測定器は
電監に問い合わせて変更許可を得ることが出来ています。

ついに !!
昨年の秋以来のAO-40測距の夢が叶いました。
後は　これで何をするかです。.....さて？
 
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        田中泰則　　大阪府堺市
　　　　JA5GOJ/3
        ja5goj@jarl.com
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