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[jamsat-bb:11499] UO-11 S-beacon Apr.25


本日(4/25)も、久しぶりに衛星UO-11 のSビーコンを "FFTDSP" プログラムを
用いて受信してみました(2401.500MHz)。 今回は時刻を正確に秒単位まで留意
して観測し、可聴周波数も "FFTDSP" 側で、(USB)1kHz に極力固定するように
ドップラーを追いながら、無線機の受信周波数を測定しました。今回のパスの
前半の AOS から TCA までは、アンテナ制御の関係で測定しにくかったので、
後半の TCA から LOS までを1分ごとに観測しました。

次に示す換算値は、例えば 14:50:54 の時の無線機の観測周波数が 2401.4621
で、受信モードが USB ですから、実際に 衛星から送られてきたドップラーを
伴う周波数は、可聴周波数の 1kHz を加えた 2401.4621 + 0.001 = 2401.4631
であったということになります。つまり 「観測周波数 + 1kHz = 換算周波数」
が、実際にその時に受信していた周波数ということになります。昨日の AO-40
の「差異kHz」のところでは、これを考慮し忘れていました。

なお 理論値は、"WinTrak" により算出しました。 "Calsat32" でも ほとんど
同様で、ここに示す理論値になる時刻が、 4秒ほど早まる程度の誤差でした。
ここで、「理論周波数 - 換算周波数 = 差異kHz」 としています。


  JST        表示値     観測値      換算値      理論値      差異kHz
  14:49:37   ???        ???         ???         2401.5000    ???
  14:50:54   145.4621   2401.4621   2401.4631   2401.4639   -0.8
  14:53:54   145.4444   2401.4444   2401.4454   2401.4462   -0.8
  14:54:54   145.4435   2401.4435   2401.4445   2401.4453   -0.8
  14:56:06   145.4431   2401.4431   2401.4441   2401.4449   -0.8


PS1. あまり細かいことを考えていても神経質になるだけなので、この考察は、
     これで終わりにします。

PS2. 先日の JAMSAT シンポジウムの終了後に入院させていた愛機 Mebius が、
     本日戻ってきました。本体と液晶を結ぶ LCDケーブル不良ということで、
     部品交換してきました。 (ウィルスの仕業ではなく一安心です.)

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Date : Apr 25, 2002
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