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[jamsat-bb:10912] RE: [jamsat-bb:10897] Re:KバンドMB受信


JH1AOY 玉川です。
JI5MFZ/吉田さん
> 玉川さん
> 日頃色々と貴重な情報を発信して戴き、大変参考になっています。
> 局発を室内に設置されている様で、私の場合と同じですね。
> 1年を通じてのF対策はこの方法がとても効果的と考えています。
> やはり苦労すると同じアイデイアに到達するのですね。
> グランドノイズを測定され2dBを観測された由、私の場合も略同じ
> 値でした。 上記のガタ取り対策を教えて下さい。

風による方位ロ-タのガタが大きくの…件ですね
当局はガタと言うかラグ(遊び)を一方向へ引き寄せてガタガタしないようにスプリ
ングで引き寄せる方法でよい結果を得ています。回転方向を変えてもしっかりと方位
仰角を指示してくれることがだいじですね。その意味でスプリングで一方向へガタを
吸収してしまう手はいいのではないでしょうか。ギヤ減速ではこの遊びをゼロにする
ことはできませんですよ。

昨日新たな24GHzシステムセットアップとりあえずできましてちょいと試験しまし
た。
LNAとMixerの間にセンター24.048GHzのBPFを取り付けた結果サンノイズは3.
5dBに落ちました、BPFのパスバンドをはずれると以前のサンノイズ4dBプラスアル
ファ−となりますのでBPFはしっかりできたと思います。BPFのパスバンドは−3dB幅
+−150KHzぐらいで製作精度よくないのですがまあまあ満足です。BPFがないとき
ほかの周波数成分によってサンノイズ値がよく出るようです。

構成は以下の通りです。
60cmカセグレン → DB6NT LNA → 導波管BPF → DB6NTトランスバーター 
→ IF 144MHz
→ 5D2V(15m) → ATT → IC-970

Local unitsは室内設置です
DB6NT 12GHz LO(15.4dBm) → アイソレーター → AIRCOMM PULUS
(同軸ケーブル) 15m → DB6NT トランスバーター局発(10dBm)

SG は秋月のBS LNB(¥500)のミキサーダイオードをWRJ-220サイズの導波
管にマウントし3dB ATTを介してC701ハンディートランシーバー 437.24MHz
でドライブ、角型ホーンアンテナ(ゲイン25dBi)で送信して使っています。
直線で約10m離してSメーターでS9+30dBで受信できます。例の円偏波化0.8mm
厚テフロン基板短冊入り(JA1AUH後藤OMのデータ-)45度傾斜挿入で大雑把ですが
実測軸比約5dBですのでもう少し調整しなければいけないかも知れませんが実用上は
問題なしかと思っています。

3月2日、3日にAO-40 K bandを受信してみたいと思っています。結果はまた報告
させていただきます。
 

JH1AOY
Masaji Tamagawa
16 Tsukahara Kimitsu City Chiba 292-1147, Japan
e-mail: jh1aoy@jamsat.or.jp


> -----Original Message-----
> From: owner-jamsat-bb@jamsat.or.jp [mailto:owner-jamsat-bb@jamsat.or.jp]
> On Behalf Of Shiro Yoshida
> Sent: Sunday, February 24, 2002 3:19 PM
> To: jamsat-bb@jamsat.or.jp
> Subject: [jamsat-bb:10897] Re:KバンドMB受信
>
>
> JH1PEF/長澤さん、JH1AOY/玉川さん、JH1UGF/槇岡さん
> 今日は  JI5MFZ/吉田  です
>
> K/MB受信レポ-トに関し早速ご親切なコメントを戴き感謝
> 申し上げます。有難う御座いました。
> お蔭様でやっと最終版ダウンコンバ-タが完成し何時でも
> 出られる様になりました。運用実験が出来る4月が楽しみです。
> 私の場合は、同じANTポ-ルに90cmDish,435M12ELクロスド
> ヤギを搭載していますので、風による方位ロ-タのガタが大きく
> 現在対策中です。(受風面積が大きいので風によるモ-メントが
> 大きく苦慮しています。)
> 受信時のSの振れを後でSGを使って較正しましたが約S/N:23dB
> 位取れました。レンジが3万Km台ですので遠地点では単純に考えて
> -6dB、とするとS/N:17dB,MBの-7dBでUPするとS/N:10dB
> になりますので、60cmでの交信が可能かなと勝手に想像しています。
> それから追尾は予めサンノイズ測定でロ-タ指示器の誤差を較正して
> 置けば、以外と簡単に信号捕捉が出来ました。
> 長澤さん
> サンノイズ:4dB+ との由、素晴らしいですね玉川さんからの情報で
> 4dBで交信可能との事ですので、お互い安心ですね。
> 円偏波、追尾も万全で3/2、3/3にMB受信をトライされるご計画とか
> ご成功を祈っています。
> 玉川さん
> 日頃色々と貴重な情報を発信して戴き、大変参考になっています。
> 局発を室内に設置されている様で、私の場合と同じですね。
> 1年を通じてのF対策はこの方法がとても効果的と考えています。
> やはり苦労すると同じアイデイアに到達するのですね。
> グランドノイズを測定され2dBを観測された由、私の場合も略同じ
> 値でした。 上記のガタ取り対策を教えて下さい。
> 槇岡さん
> 日頃多くの方々に対し献身的なご奉仕をされて居られるご様子を
> 伺い、尊敬の念しきりです。本当に頼りになる槇岡さんです。
> 今回のレポ-トに関して詳細なコメントを戴き心から感謝申し上げます。
> 又、最新のKバンド用ダウンコンバ-タのラインアップをご紹介戴き
> 大変参考になりました。
> デ-タも世界でトップクラスの値と思います。日本の実力が槇岡さん
> に依って証明された感じで、とても嬉しく感激しています。
> 局発の、より良いF変動対策も槇岡さんの素晴らしいアイデイアで
> 解決される事を期待しています。
> 私の方のダウンコンバ-タの構成は
> FHX76LP*3-->HSMS8202(ラットレスMIX)<--S01(*2)<--Lo
>                       |
>                       ∨
>                    IF:1.280G-->LPF-->OUT
>
>      (室内)   5D-FB*15m  
>  Lo 47.433MHZ*24------->FHX35LG(*5)-->334S01(*2)
>                   -->S01(*1)--->Conv.Loへ
>
>  総合NF :1.95dB         @24.0G,  18度C
>  変換利得:19dB(LNA部利得31dB@24.048G)
>  VSWR : ANT入力:1.53   @24.048G
>
> 以上ですが、 今後共ご指導を宜しくお願い申し上げます。
>                2/24
> ********************************
>       吉田 史郎 (JI5MFZ)
>       ji5mfz@dokidoki.ne.jp
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