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[jamsat-bb:10840] Re: 本日02/11の衛星運用記


堂原です。

>   あと、先だって特注した 2400〜2402MHz を 142〜144MHz に変換するため
> の 8.82031MHz の水晶、今回はじめて改造で使ってみましたが、さすがに特
> 注品、メーカーが 2880 の特性を良く知っているおかげもあって、トリマ調
> 整だけで周波数をキッチリあわせることができました。この水晶を使えば、
> IF はアマ無線帯の外 (2401.323MHz → 143.323MHz) にできるので、誤送信
> でコンバータを壊してしまう危険性が、やや (^^;) 少なくなります。

私も、昨日、8.82031MHz水晶を使ってドレークコンバータの標準改造を実施しまし
た。

まず、IC-910の受信改造を下記HPを参考に改造。

http://www.sunfield.ne.jp/~cq-tzone/

せっかくリグのケースをあけたので、マキ電機さんのHPに紹介していただいている
IC-910にアナログSメータの出力を取り出す改造も実施。

IC-910のサテライトモードでは、受信側は、SUB側に出力が出ていますので、最初
は慌てましたが
これも無事に動作を確認。

ディシュアンテナは、あまりに重いので仰角設備を使用せず手動であわせていますの
で、リグから
離れて調整するときにSメータを見ながら調整できるので重宝しそうです。

ドレークコンバータの改造を行うついでに、ディシュのフィードも、1波長導波管型
放射器から
ヘリカルフィードへ取り替えも実施。先日、同じ90cmオフセットディシュを使っ
ているJA4FHVさんと
同じSSTV信号を受信する比較テスト実施したのですが、条件の悪いAO-40の状態で
は、
歴然と差がでたのでヘリカルに変える決心をしたしだいです。
最近は、アップリンクもクロス八木が必要だなと感じてきています。
やはり、衛星通信は円偏波ですね。

前回のアンテナ作製時は、JH0TOG 吉田さんと、JF6BCC 今石さんには懇切丁寧にア
ドバイスを
いただきましたが、あのときのアドバイスのおかげで今回スムーズに作製ができまし
た。

ドレークコンバータの調整は、前回は、今石さん紹介の簡易SGでやったのですが
今回は、直接、AO-40のMBを受信しながらドップラー周波数を考慮して調整しました。
水晶を変更しただけですと、70KHzほど高い位置で受信していました。
トリマーを1/4回転右に回す程度で、ぴったりとあいました。

先般、今石さんがグアム移動されているとき、あわてていて、ドレークコンバータに
送信をしてしまい、真っ青になりました。幸いにも、ドレークコンバータはこわれ
なかったのですが冷えました。

これで、143MHz帯でAO-40が受信できますので、だいぶ安心となります。

12日は,11時過ぎくらいからしか受信ができなかったので、コンディションはあ
まりよくありませんでした。
次回のチャンスでループテスト等やってみたいと思っています。

JR6PUE
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