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[jamsat-bb:10722] RE: [jamsat-bb:10718] K-BANDコンバーター実験報告


JH1AOY 玉川です。
JH1NPQ 小澤さん、 AO−40 K band 設備紹介ありがとうございます。
マキ電機製の新開発コンバーターFBなサンノイズ受信レベルだと思います。
LNAなしのコンバーターのRFアンプのみとのことですのでさらにLNA付加での成績が楽
しみです。
DB6NT のLOはポジスタで60度ぐらいで恒温になっています。30分以上電源ONで
安定するようです。

日時はまちまちですが各局のサンノイズレポートを紹介します。
JA1AUH 後藤さん 60cm カセグレン 自作コンバーター 4.5dB
JH1AOY 玉川  60cmカセグレン DB6NT トランスバーター 4dB+アルファー
JA4BLC 又賀さん 120cmカセグレン DB6NT WG LNA+自作(改造)コンバー
ター+DB6NT LO 6.5dB
JR4BRS 長尾さん 60cmカセグレン LNA+DB6NTトランスバーター+LO 4.5
dB?

準備中の方の設備
JA4CMZ 岩田さん 60cmカセグレン DB6NT WG LNA+自作(改造)コンバーター
 
JH1PEF 長澤さん 60cmカセグレン DB6NT WG LNA+DB6NT トランスバーター
+LO

60cmカセグレン IMUホーン 円筒導波管部約8mmの場合の円偏波化についてJA1
AUH 後藤さんからデーターをいただきました。
厚さ 0.8mm テフロン 長さ 20mm 両端部にクサビ状切り込みを入れ中心部
9mmとする。
IMU根元部(端に間隙なし)にモノポールに対し45度で挿入。
これで軸比 0.2dB+−が得られるそうです。クサビの目的はTE11の中心部での
電界のバタツキを防ぐため。 後藤OMありがとうございました。

円偏波化についてはJI5MFZ 吉田さんからもデーターをいたいただいていますが軸比
の点では後藤OMのほうがFBのようです

当局も改善作業中です。
1.ローター減速はケンプロKR−500、KR−400とも直流モーター+317レギュレー
ターで1度5−10秒とうまくいきました。角度読み精度が課題ですがDVMで1度表
示しています(TNX JA4CMZ 岩田さん)
2.LNAの後のWG BPF製作しました。
3.LOの出力にアイソレーターを付加しました。
4.BS受信LNBのミキサーダイオード+WGでSGを作りました(437.24MHz→24
048.2MHz)丁度よいレベルでマーカーになります。円偏波化のチェック用に2
5dB角錐ホーンを作りました。

おまけ
導波管フランジにN型コネクターの座の角型がうまくあいます、円筒導波管ですとコ
ネクターにドリルで穴あけしてパイプを通すとFBなものができます。

AO−40の姿勢がよくなりましたらぜひQSOお願いいたします。

JH1AOY
Masaji Tamaawa
16 Tsukahara Kimitsu City Chiba 292-1147, Japan
e-mail: jh1aoy@jamsat.or.jp


> -----Original Message-----
> From: owner-jamsat-bb@jamsat.or.jp [mailto:owner-jamsat-bb@jamsat.or.jp]
> On Behalf Of OZAWA
> Sent: Sunday, January 20, 2002 12:42 PM
> To: yama@jarl.com; jamsat-bb
> Subject: [jamsat-bb:10718] K-BANDコンバーター実験報告
>
>
> 皆さん今日は、JH1NPQ小澤です。衛星の姿勢が悪く、K-BANDビーコン受信
> 報告はできませんが、受信設備の構築(予定では、第一段階、完成の80%程
> 度)が、できましたのでお知らせいたします。
> なお、これまでのK−BAND受信局の状況をみておりますとサンノイズ4db程度
> でありましたので、この目標値の達成を目指すことを第一段階といたしました。
> もちろんその日・時の状況によりソーラーフラックスは変化しますのであくまでも
> 目安でありますが・・・
>
> ○本日、2002年1月20日、12:00(JST)サンノイズを平均3.8db
で
> 受信、
>  ピークでは、4.5dbで受信 
>
> ○使用設備
>  1、コンバーター、マキ電機(GRX24K、2002年1月開発、製造番号2
> 号)
>  2、60cmカセグレンデッシュアンテナ(IMU, WRJ-260, 1/4wave
> monopole, SMA) ->
>    上記、マキ電機製 CONV(NF=3.5db Gain=?,IF=144MHz 、SMA)-> 5D2V 1
> 0m
>     ->ATT -> 自作CONV、IF=28MHz ->FR−101/FT221
>  3、トラッキング設備は、天体望遠鏡経緯台を使用。手動
>
>  *LNAは使用せず。
>
> ○今後の課題
>  1、周波数ドリフト対策、LOSC,マーカー共に、TCXOにするなど安定化させる。
>  2、LNAを付加して、ケースなどに入れて防水、温度変化軽減を図る。
>  3、現在、垂直偏波、円偏波化する。
>
> ◎これまでJH1AOY玉川さんに衛星経由、メールなどで情報をいただきました。
>  感謝するとともに、まだK−BAND受信設備完成に向けての経過でございますが報
> 告
>  させていただきました。
>
> ●皆さん、今後ともご教示お願いします。衛星の姿勢が良くなる春までには、完成
> させた
>   いと思います。
>
> ================================
>  小澤 良一(オザワ ヨシカズ) 
>  YOSHIKAZU  OZAWA
> JH1NPQ  jh1npq@jarl.com
> http://homepage1.nifty.com/jh1npq/
> QTH:ASAO-KU KAWASAKI-CITY
> ・・・・・・・・・・・ GL:PM95SN・・・・・・・・・・
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> http://www.jamsat.or.jp/infoserv/mlist.html

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