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[jamsat-bb:10531] アンテナエレベーションローター ケンプロ KR-500、 KR-500Bの直流モーター化改造


JH1AOY 玉川です。
AO-40 K バンド受信に際し、高ゲイン、小半値角アンテナの駆動に可変回転速度、
高精度角度表示の必要性を痛感し今回ケンプロ製KR-500とKR-500Bの直流12V
モーター駆動に改造できましたのでの報告します。
直流12Vモーターはケンプロ工業から購入できます。
改造方法
KR-500
必要パーツ
ローター用直流12Vモーターギヤ付 4,800円
KR-500B用12番ギヤ 1,800円

1.交流モーターを取り外し、
2.取り付けベース鉄板の穴ヤスリを拡大
3.交流モーターのヘッドギヤを引き抜く
4.モーターの取り付け枠をネジを緩めて取り外す
5.取り外した取り付け枠に直流モーターネジ止め用の3っの穴(3mm)をドリルであける
6.直流モーターをネジ止め
7.直流モーター軸に付属のギヤと金具を取り付ける
8.モーターギヤの次のギヤ(白いプラスチック製)をKR-500Bの12番ギヤ(ベーク板+金属ギヤ)と交換
する必要あり。KR-500B用12番ギヤの金属ギヤを半分の厚さまで削り取る。

元の位置に戻してネジ止め以上で改造は終わり。


KR-500B
必要パーツ
ローター用直流12Vモーターギヤ付 4,800円

KR-500BはKR-500と少し改造法が違います。
内蔵の進相コンデンサーはいらないので取り外す。
交流モーターを取り外す。
交流モーターが取り付けてあったL型金具を利用し直流モーター取り付け用にアルミ板を加工。
幅60mm長さ65mm厚さ2mmのアルミ板を使った。モータヘッドのギヤが通るほどの穴を空け
直流モーター取り付け3mm穴3個ドリルで開ける。
直流モーターをギヤ側へ寄せるため0.5mm厚ワッシャを5枚ほどはさんで加工したアルミ板
をL型金具にネジ止め、元の位置にギヤのかみ具合を見て取り付けて改造終わり。

DC モーターですから回転速度はかなりの範囲で可変可能
回転方向は極性を逆にするだけです。アンテナを取り付けてない状態で12V 0.5Aです。
5Vぐらいに電圧を下げると超減速となります。7805レギュレータを使って5から12Vまでの可変電源
を作り可変速ローター出来上がり。コントローラーは工夫していろいろなTypeができそう。
JA4CMZ 岩田さんによると角度読み取りは秋月のDVMもよろしいようです。

ケンプロ工業:今のところ在庫切れで入荷に1ヶ月ほどかかりそうですが問い合わせてみてください。

とりあえず参考まで

日曜日あたりに写真をURL: http://www.asahi-net.or.jp/~wt1m-tmgw/  にupします。

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