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[jamsat-bb:10090] 本日10/28のFMアナログ衛星ほか


JF6BCC 今石です。

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  寝過ごして 8:00 に起床。PCsat の受信記録を確認すると、1:16〜1:30 のパ
スで 9600bps が1個、1200bps が 13 個デコードできていた。ここ数回の受信
記録では、デコードに成功しているのがパスの後半に多い。と言うことは、や
はり送出周波数がやや高めにズレているのかも知れない。

  8:34〜8:48 の AO-27 は東向け最大 49 度の南下パス、8:37 にダウンリンク
を確認、JH4EJK, JA4FHV 局と交信。JA4FHV 局は近隣でアップリンクの方も明
瞭に聞こえる。あまり混信は無い…。
  と、8:39 に「ハロハロハロハロ…」、この声は JQ1F*I 局だ。しかし、今日
はあまりにしつこい。殆ど切れ目無くしゃべり続けている。こちらの6エレ &
50W でのアップリンクがかき消される (--;)。何とかその隙間、JO1FEF 局とレ
ポート交換に成功したが、いい加減キレて怒鳴ってしまった。パスの中ごろに
受信を中断して、文句のひとつも言ってやろうと思い、94 年版 JARL 会員録を
探す。が、住所が変わっているかも知れないと BB に確認依頼の投稿。

  30 分程度のうちに確認は取れたのだが、カッカきた頭では何を言い出すかわ
からない。所用もあったので、頭を冷やすために外出。9:10〜9:24 の UO-14
はそういう訳で QRV せず。

  やや落ち着いて 10:30 に帰宅。今日は一日雨だと言う予報だったが、時々雨
が上がる時間帯がある。このチャンスを逃すと次は来週末、と一念発起して、
物干し台に仮設してある AO-40 受信用 80cm Dish を、ポーラーマウント式に
変更すべく、工事に着手。既に AO-40 が AOS で見えていたが、工事が優先だ。
  降ったりやんだりの繰り返し、試行錯誤で組んでは外してまた組んで、途中
で部品が合わず急遽ハムショップまで車を走らせるなど、ドタバタの挙句、何
とか 13:30 に 80cm Dish の組み付けが終了。動作確認がてら AO-40 の S2-MB
受信に挑戦。13:41 に MA=62 で受信を開始。

  むむ、こ、これは楽チンだ!。方位と仰角の2つを合わせないと信号が強く
ならない通常のシステムと違って、左右に首を振るだけで信号のピークが得ら
れる。地上波通信のローテータ操作の感覚で衛星が追えるではないか。予想は
していたが、実感するとまた違う。単なる実験のつもりだったが、これは大正
解だったかも知れない。

  14:14 に MA=70 で S2-MB は一旦停波、15:27 に MA=86 で再び on。予想し
た周波数位置と数 KHz 離れた周波数で確認、どうやら、今まで 2880 コンバー
タ上につけてあった日よけが、回転機構の都合で無くなってしまったため、本
体に直接雨が当たるようになり、降雨のたびに発熱分が冷却されて、それで周
波数が変動するようになったのだろう。強い雨が来ると周波数が急に動く (^^;)。
2880 には、雨傘・日傘は必須品のようだ。
  15:38〜 に SSB で CQ を出す。返り信号が強い。今までは手で合わせていた
分、間違った方向にビームが向いてしまい、80cm Dish のせっかくの性能が出
なかったのだろう。80cm Dish とはこんなに耳の良いアンテナだったのか、と
感激。やはり、実際の信号を聞きながらアンテナを追尾する機構があると無い
とでは大違いだ。

  CQ には応答が無かったが、16:40 以降、JH2ESW, JA1XEE/3, JR6NVG, JH0TOG,
JA0BBW 局と交信、17:00 頃に 7K1OBK 局の SSTV 画像を MMSSTV で受信、ほか
数局の SSTV 信号を受信。ううむ、早いところ SSTV/RTTY/PSK31 用のケーブル
を作らなくては…。
  早めの夕食で一旦 18:00 に QRT、時々シャックに戻ってアンテナを AO-40
のビーコン最大に補正する。スイッチひとつで簡単に補正できるのはとてもあ
りがたい。

  20:24〜20:38 に UO-14 の東向け最大 36 度のパス、AO-40 のビーコンを受
信しながら QRV を、と思ったら、145.975 で送信すると S2-MB 受信が完全に
カブって聞こえなくなる!。昨日まではどうもなかったのだが、ポーラーマウ
ント化によって、AO-40 受信のコンバータからシャックまでの IF 144MHz 経路
の状況が変わってしまったようだ。グラスのマストに 2880 をマウントしてい
るのも原因かも知れない。
  ビーコン受信を断念する訳にはいかず、ワッチのみ実施、JO1FEF, JN7EXM,
7M4DUI, JK7DEC, UA0LIK, JR6NVG, JA2NLT 局を受信。

  22:04〜22:17 にも UO-14 のパスがあったが、S2-MB 受信への影響を考え断
念。
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  今朝は思いっきりキレました。他の業務の混信がもともと酷い UO-14 ならま
だしも、比較的クリアな AO-27 で、ああも傍若無人なことをされたのでは…。
よほど、その場で直接電話をしてやろうかと思いました。

  JO1FEF 村田さんからの投稿がありましたが、この JQ1 の局、一体どんなアッ
プリンクシステムを使っているのか疑問です。うちが6エレに MAX 50W 入れて
も勝てませんし、いつも業務の QRM を圧してクリアな声を返してくる村田さん
ですら、今朝は負けていました。
  受信に GP を使っているのに、送信だけ仰角ローテータつきクロス八木、だな
んてバカなことは無いでしょう。「ハロハロハロハロ」とうるさかった時間、仰
角は結構高めでしたから、仮に地上波のスタックビームを使っていても、あんな
強力にはならないと思うのです。

  こいつ、GPにウン百ワット、突っ込んでんじゃないのか?。

  …そう考えるのが妥当じゃないかと疑ってます。まあ、ゴタクは手紙に並べて
送ることにして、この事は忘れたいと思います。

  で、今日最高の「収穫」は、ポーラー・マウントの成功と、予想以上に快適な
AO-40 運用を実感できたことでした。
  リグのSメータを見ながら信号のピークに持っていけるようになり、80cm Dish
の性能が実はもっと良かったんだよ、と言うのがわかったのは、無論とても嬉し
いことなのですが、それ以上に、首を左右に振ると言う、地上波通信でのローテ
ータ操作と全く同じ間隔で、コントローラの左右のボタンを操作するだけで、ビ
ーコン信号をピークに持っていけるのは、感激モノでした。理屈から予想はでき
ることなのですが、実際にそれを体感してみると、予想以上に便利なのです。
水平と仰角の2つのローテータを操作して信号のピークを探すのは、結構大変な
ことですからね。
 問題は、斜めになったアンテナの負荷を一身に受けるローテータのベアリング
の耐久力と、想定外の姿勢で使われる場合の防水・排水性能の問題です。排水性
については一応対策をしましたが、早速、今日の降雨で「洗礼」を受けましたか
らねぇ (^^;)。来週末にでも、一度中を開けて確認してみたいものです。

 それにしても、コンパクトにまとめたとは言え、Lアングルを使った支持具は
どうにも大柄です。鉄板で溶接で作れば、もっとコンパクトに、重量パランスの
良いものができそうに思いますが、さすがに私はそこまでの技術力も加工工具類
もありません。どなたか鉄鋼関係の方、作って販売してくれないかなぁ (^^;)。
専用のマストクランプもペアにして、ローテータの排水機構を何とかすれば、結
構売れるんじゃないかなぁ。

  なお、本日撮影・取得した画像データは、web ページ上でも仮更新しておきま
した。興味のある方は文末署名の URL からどうぞ。

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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市  
JF6BCC, KH2GR (ex. T88J, T88IY, V63BP)  
jf6bcc@jarl.com or jf6bcc@jamsat.or.jp  
<http://plaza16.mbn.or.jp/~palau/>      
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