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[jamsat-bb:9457] Re: 夏休み工作未完


JF6BCC 今石です。

At 2001/09/04 15:12:57 相木 国男 wrote:
> 翌日、S2-MBが一時不調だったとのメールが流れ、やっぱりそうだったかと
> 気を取り直してチャレンジするものの、やはり捕れず。
以下略

  AO-40 の運用スケジュール上、間違い無く S2-MB の送出時間で、使っている
軌道要素も新しく、アンテナの向きも問題が無いとすると、コンバータの感度
が十分無い可能性がありますね。

> 簡易SG;6mが無いので、HF機にあり合わせのダイオード。
> 
> ループ八木の先端に、プローブを近づけると、
> 29.62966MHz(x81=2400.0024)と
> 29.26833MHz(x82=2400.003)
> 
> で確かに信号が受信できる。(受信機144.0000MHz cw/mode)

  この時、どの位の強度で受信できましたか?。

  ちなみに私の場合、2880 のフタ閉じ、2400MHz 入力の N コネのセンタピンに
4cm 程度の金属線を立ててアンテナ代わりとし、約 30cm 離れた場所で、50.03MHz
100mW を簡易SGに入れて起こした高調波を発生させると、コンバータに接続さ
れている IC-821 のSメータは 9+20 までガツンと振れます。
  簡易SGが発生できる高調波の強度にも寄ると思いますが、弱々しくしか聞こ
えない場合は感度不足の可能性が高いと思います。2880 は構造上、RF 入力に静
電気がかかるとすぐに初段 FET が飛んでしまいます(私も過去に2個壊した)
ので、保管中、あるいは改造中に静電気で初段 FET を壊してしまった可能性も
あると思いますので、FET のソース電圧とソース抵抗値から、ドレイン電流を測
るなどの方法で、生死を確認された方がよいかと…。

  ちなみに、仮に FET が死んだ場合、私は FHX35LG や FHX14LP に交換してみ
ましたが、感度は回復しませんでした(オリジナルの -6〜8dB 程度)。回路定数
がオリジナルの FET 用で、35LG や 14LP ではうまく合わないのだと思います。
で、結局は RF 回路をごっそり作り変えて ERA-3 で修理し、単体では NF は悪い
ものの、プリアンプを付けて使う分には問題無い状態にできました。

では。
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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
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