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[jamsat-bb:9132] 本日07/29のFMアナログ衛星ほか


JF6BCC 今石です。

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  昨夜から引き続き AO-40 に QRV。ヨーロッパが入感し始め I7UGO 局ほかの信号
が入り始める。0:28 にループテストを行ったが SSB はダメ、かろうじて CW なら
いける。テレメトリを確認すると U-AGC は 8dB!。50,000km もの彼方にあるのに
これでは… (^^;)。
  0:50 に LZ1DP〜JH1NPQ 局の CW の交信を受信、終了後 LZ1DP 局の CQ に応答
し 539-559 で交信。先方の信号は周期十数秒の QSB があるが何故だろう?。ひょ
っとしたら、先方はL帯アップで、SQA=7.7 だと衛星のスピンに伴う相対距離変化
で QSB になるのかも?。で、交信を終えてハタと気づいた。ここってビーコン周
波数 +10KHz しか無いじゃん!、ゲゲー、指示に違反しちゃったよ… (--;)。
  その後も受信し DL1RG, DJ1KM 局の信号を受信。JH2ESW 局の SSTV の CQ らし
い信号も聞こえたが、使ったことの無い MMSSTV の操作がわからず画像にならなか
った (--;)。SSTV も勉強しなくては…。1:05〜1:20 と 1:40〜2:00 には CW で
CQ を出し、2:00 に JA1RNJ 局から SSB で呼ばれたが SSB では相手に届かず、
53-539 のクロスモードで交信。2:10 に眠気に勝てず QRT。テレトメリ受信は放
置して継続し、寝る前にアンテナを 3:00 の位置へズラしておく。

  さて、ベットに向かおうとしてハタとテーブルを見ると、土曜が期限のレンタ
ルビデオが…。げぇっ延滞してしまった。慌てて車でビデオ店に返しに行くが、
5本1日延滞で \1K なり (T_T;)。遅くまで AO-40 に出ずにとっとと寝ようとし
ていれば(2:00 の締め切りに間に合って)延滞にならなかったのに、とほほ…。

  眠い目をこすりながら 7:30 に起床。Dish からフィードと LNA、コンバータ
を外して室内へ。ついでに写真撮影。AO40RCV によるテレメトリ受信は、結局
4:12 までうまくいったようで、全1,914 ブロック中 CRCC OK は1,824 だった。
途中何度もアンテナ交換で中断した割には好成績。パソコンのハングも無かった
し (^^;)。

  7:59〜8:04 の AO-27 は東向けわずか2度の南下パス、7:58 に JM1NHZ,
JH7UMF/1, JO1FEF 局の信号が聞こえたが、AOS 前に聞こえたので、これは回折
波かも知れない。AOS 後に JA1GIN 局を受信、JN7EXM 局と交信。JM1NHZ 局は呼
んだものの交信成立を確認できず。さすがに低すぎて山に隠れる (--;)。

  8:50〜9:05 の AO-27 は東向け最大 56 度の南下パス。8:53 に山影から衛星
が現れダウンリンクを確認。JO1FEF, 7L1FPU, JA2NLT 局と交信、JN7EXM 局を
受信、9:00:24 にタウンリンク消失。
  9:35〜9:49 の UO-14 は東向け最大 53 度の南下パス、仰角が高いのに通り
がすこぶる良い。JN7EXM, JA1GIN, JR6LDE, JA2NLT, 7L1FPU, JJ1WXN, JA7OQZ,
JI1OCJ …、聞こえていた全ての局と交信に成功。

  10:31〜 の AO-27 と 11:15〜 の UO-14 は、西向けで仰角が低すぎてNG、
関ハムの開催中だしと、一応その方向にアンテナを向けてワッチはしたが、信
号を確認できず。受信しながら、昨夜の AO-40 受信に使った 80cm Dish の運
用報告を編集し、昼飯時に Web に UP。その後 14:30 まで外出。

  14:46〜 に AO-40 の MA=2 からのパス。80cm Dish のカウンターウェイト
部分の改修が間に合わないため、とりあえず 29 エレループをセットアップし
て 14:51 にテレメトリ受信開始。AO-40 の動きが速くて追尾に一苦労。

  16:00 に 80cm Dish のカウンターウェイト支持機構の改修を終え、アンテ
ナを 80cm Dish に切り替えて受信を開始。と、おかしい。どうも信号が弱い。
昨日はこのあたりならS9振っていたはずなのに、今日はS2程度だ。仰角が
低すぎて大気圏の影響を受けているのか?、と、そこに大粒の夕立!、え〜、
勘弁してよまだ防水してないよ!。慌ててフィードとコンバータにポリ袋を被
せる。本人はビショ濡れ… (--;)。
  16:18 にループテストを試みたが、やはり弱い。他の局の交信を聞いている
限りでは、皆フツーに交信できているようだ。JA4GVA 局と JF1MYH 局の交信
も聞いたが、JA4GVA 局が聞き取れない。やはり、何か問題があるようだ。
  コンバータか?、LNA ?、いやフィードかケーブル?。とにかく、2880 が次
々と不調になった結果、動作品のコンバータが (もともとは予備の) MC-251R
1台しか無いため、比較実験ができないのが難点だ。そこで、オークションで
競り落とした貴重な 2880 を1台出し、JI5MFZ 吉田 OM 式の改造を施すこと
にした。せっかくの AO-40 のトラポン ON だが、QRV はまた今度。

  時々 S2-MB 受信のためアンテナの方位を調整しつつ、2880 の改造にかかる。
水晶その他のパーツを一通り揃えてあったのが幸いした。とは言え、IF 部の
改造に時間(と精神力)を浪費し (--;)、21:00 に改造終了。29 エレループ
で受信してみる、うむ、良好だ。以前作った ERA-5 追加タイプと同程度の受
信能力がありそうだ。
  早速 251R と交換して受信…むむむ、29 エレより弱いぞ。と言うことはや
はりフィードかケーブルだな、そう言えばカウンターウェイト支持機構を改修
した際、同軸を間違って挟んでそのまま締めかけたっけ。急いで緩めて見た目
は戻ったので安心していたが…あれで変形した同軸が 2400MHz では致命的に
なるのかも?。そこで、フィードとコンバータとを結ぶ 3D-2V 1m を1本、作
り直してみることに。既に AO-40 はずいぶん遠く、あまりアテにはできない
かも知れないが、交換…。おっ、いい調子。やはりケーブルのトラブルだった
か。

  22:05 にトラポンは OFF、しかし S2-MB はSメータこそ振らないものの、
それなりの信号強度で受信できている。引き続きテレメトリ受信に挑戦。
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  昨夜の AO-40 からのダウンリンクですが、QRH を感じませんでした?。私の
ところの受信コンバータ MC-251R の LO のフラつきかな、と言う気もしたので
すが、Calsat32 のドプラー周波数表示より大きな、あるいは逆方向になる、数
十 Hz 程度の周波数変動を感じたものですから…。

  さて、夏至も過ぎて日没がだんだん早くなってきましたね。AO-27 のトラポ
ンが OFF になる時刻は、6月頃は AOS から9分後だったのですが、最近は 10
分ちょいまで伸びて来ました。これでパスの後半も AO-27 が使える!…のなら
いいのですが、うちのアップリンクアンテナ(水平偏波)では、仰角の高いパ
スの後半は全く通らないんですよね (^^;)。
  関ハムの会場で、手持ち八木を使ってのデモ運用があるかも知れないとの事
でしたので、AO-27/UO-14 のワッチの挑戦しましたが、北西方向に山がある地
形ってのは本当に困りものです (--;)。結局、ダウンリンクは確認できなかっ
たのですが、どなたか QRV されたのかな?。

  今日の夕方以降は、80cm Dish の「耳の悪さ」に振り回されてしまいました。
昨日あれだけ良好だったのに…と言う気持ちから焦ってしまいましたね。どう
やら結局は、同軸を挟み込んでツブしてしまったことが原因のようです。見た
目と直流の導通だけOKでも、2400MHz ってのは侮れませんね (--;)。
  で、同軸をツブす事故の原因となった (^^;)、カウンターウェイト支持機構
の改修なんですが、こんな風にしたんです。

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/4703/temp/80dish11.jpg

  Dish 中心の、ちょっと長さの足りない鉄パイプを延長するのに、ホームセ
ンターでTVアンテナ用マストの延長に使う 25mmφ延長金具 (\200) を買っ
て使いました。で、その反対側にUボルトで短い鉄製のLアングルを横向きに
つけ、コンバータの支持と、バランスを取るためのカウンターウェイトの支持
を兼用させようと言う訳です。肝心の「重り」は、まだ水を詰めたペットボト
ルですけど…、ここは 100 円ショップで売ってるダンベルにでも差し替える
つもりです。
  で、この 25mmφ延長金具を鉄パイプに締め付ける時に、間違って反対側に
同軸を挟んだまま締め付けちゃったんですね。3D-2V の直径が半分くらいへし
ゃげちゃいました。すぐに気づいて戻したんですが、SHF 帯ともなるとこうい
う破損は致命的になるのかも知れません。現在の構造だと、プリアンプを Dish
背面に配置しているため、フィード〜プリアンプ間にケーブルが存在していま
すが、プリアンプ前のラインは性能面で一番クリチカルな部分なのですから、
やはりフィードとプリアンプは直結するのが正解でしょうね。せっかく作った
チーズ缶フィードですが、早々にお役御免になるかも?。

  久しぶりに 2880 の改造を行いました。今回は JAMSAT の News Letter でも
紹介された JI5MFZ 吉田OM推奨の、2nd RF として ERA-3 を追加する改造
です。プリアンプなしでも 80cm Dish と組で AO-40 か運用できることを狙っ
て、改造の準備だけはしていたのですが、本日急遽実施することにしました。
オークションで (高値で --;) 競り落とした貴重な 2880 でしたが、改造もう
まく終了し、トラブルなく無事動作しています。
  これについての詳細はまた後日まとめて書きたいと思いますが、特に 435MHz
からの混信対策は入れていないものの、そばの 11 エレクロス八木から送信し
ても感度抑圧を受けませんでした。

  月曜からはまた忙しくなりそうです。

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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
JF6BCC, KH2GR (ex. T88J, T88IY, V63BP)
jf6bcc@jarl.com or jf6bcc@jamsat.or.jp
<http://plaza16.mbn.or.jp/~palau/> 
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