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[jamsat-bb:9098] 80cmDishのマウント部分の構造(Re: 昨夜のAO-40)


JF6BCC 今石です。

At 2001/07/26 15:04:46 Yasuo Mikashima wrote:
> 早速見せて頂きました。80cmの割には太い部材が使われている様に見え
> ますね。

  放物面を維持する「骨」は 10mmφ位のアルミパイプが使われています。
おそらく、基本的な構造はこのまま、骨の長さとリムの交換だけで 120cm
あたりまで拡張できるように設計されているんだと思います。

> フィード取り付け用のパイプは回転防止の為、後ろのボックスに溶接されて
> いるのでしょうか。

  ちょっと写真ではわかりづらいと思い、図にしてみました。

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/4703/temp/80dish-mount.gif

  …図でもわかりづらいですね (^^;)。

  Dish 本体を支える根元の BOX はアルミ製です。で、このアルミの BOX
に、ブームの 25mmφ 位の鉄パイプを通す穴があり、ちょうど Dish に棒
を突き刺したような位置関係になります。で、その棒に、アルミ BOX を
ネジ止めするための「フランジ」的な金具がついていて、棒はその金具に
溶接され、金具とアルミの BOX とはネジで締め付けられています。です
から、棒と BOX とはしっかり固定されていることになり、ルーズな回転
はしません。
  この構造、Dish の中にフィード取り付け用の棒が刺してある、と言う
認識ではなく、フィードの支持も兼ねた鉄パイプが「メインブーム」とし
て中心にあり、Dish はそれに「乗せてある」だけ、と言う認識のほうが
合っているように思えます。ですから、アンテナを取り付ける場合も、
この「メインブーム」を固定することだけを考えればよく、また、この
ブームがビーム軸と一致するので固定システムも楽にできます。これは
自作する場合には大いに参考になるかと思います。

では。
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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
JF6BCC, KH2GR (ex. T88J, T88IY, V63BP)
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