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[jamsat-bb:8982] 本日07/07のFMアナログ衛星ほか


JF6BCC 今石です。

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  昨日にブームの穴あけが終了した某局向け 11 エレクロス八木の作成を続行。
午前中で終わらせるつもりが、のんびりやり過ぎて結局夕方までかかってしま
った (^^;)。調整段階で、2分配ケーブルに使う 75 オーム同軸の短縮率を間
違えて、SWR がほぼ全反射になってビックリ。そりゃあ、2V ケーブルと FV
ケーブルじゃ、誘電率が違いますもんね。
  ブームの角材に塗ったペンキが乾くまでの間、2月の JARL 福岡県支部大会
の会場で入手した 2m のリニアアンプのジャンクが、カバンの底で忘れられて
いたのを思い出し、動作確認。入力の SWR も高く、出力もロクに出ないしリ
ニアでもない。トリマの調整もうまくいかず、これは部品を1つ1つチェック
しないと…うがぁぁ!、面倒なので放り出す。そのうちケースだけ流用して何
かアンプでもつくろうかな (^^;)。

  17:30〜 に AO-40 のパスがあるのはわかっていたが、多忙のためワッチを
断念。2880 コンバータの不良箇所のチェックが先だが、時間が…とほほ。

  20:08〜20:21 の UO-14 は東向け最大 20 度の北上パス、20:00 頃にリグの
スイッチを入れてみると 435.075 付近で何やら信号が入っている。CW にして
みると 10KHz 位の QRH をともなった変なキャリア。ほんの少しにごってはい
るが、ブースタ等の寄生振動などによる信号とは違いはっきりしている。一体
何だろう。
  AOS 時刻になり衛星からの信号が入るが、それに干渉してうまく聞き取れな
い。邪魔だなあもう…。JI1OCJ, JA6BX, JH5DAH 局と交信、JA1FMU, JO2OXL/2,
JA7OQZ, JA7LMU/1, JA8GTB 局を受信。JA1FMU 局は呼んではみたものの応答を
確認できず。他に時々「は〜は〜」と言う声、ループテストならコール言え!。
20:17 に衛星は山影へ。

  20:43〜21:03 の fo-29 は最大 82 度の南下パス、メールの読み書きや検
索に忙しく、QRV せずワッチのみ実施。7K4IIN, 7M4DUI, JI1OCJ 局の信号を
確認。

  21:47〜22:01 の UO-14 は西向け最大 42 度の北上バス。21:48 に信号を
確認。先ほどの変な信号はまだある。JR6LDE, JA6BX, JR6PUE, JA2NLT 局と
交信、JR6PUE 局は同市内だけあって 145.975 の直接波も聞こえてきた (^^;)。
JA1? 局に呼ばれたが、変調が浅くて確認とれず。JR6DU? 局が聞こえたよう
な気もするが未確認。
  21:50 以降、またもや JH3xxx 局の延々 CQ。誰が出ているにも関わらず
延々と CQ をかけてくる。一度呼んではみたが、反応が無いので以後無視し
て運用。他に彼を呼ぶ局は居なかった模様。自分ばかりか誰の信号も聞こえ
ていないのにCQを出し続ける理由が理解できない (--;)。

  22:05、MA=195 の AO-40 にアンテナを向けて S2-MB の受信を試みるが、
それらしい信号のカケラを確認できるのみ。SQA が 124 度もあるようなの
で、まあ無理もないか。
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  今日って「七夕」だったんですね (^^;)。木曜の月食といい、結局は曇天に
阻まれてお空を見ることはできなかったのですが…。だいたい、新暦の 7/7
なんて梅雨の真っ最中なんですから、正しくは旧暦でお祝いをすべきですよね。
って、旧暦だったとしてもきっと忘れて、家族のブーイングを食らうんでしょ
うけど (^^;)。

  435MHz 11 エレクロス八木用の2分配器の作成では焦りました (^^;)。自
分では、特性が測定済みのマスプロ 3C-FV(短縮率 0.779) を使っているつも
りで、1/4 波長Qマッチ部の長さを 134mm にしたんですが、全然 SWR が落
ちないんですよ。んで何気なくケーブルを見たら、そこには「関西通信 3C-2V」
の刻印が…。ポリエチレン発泡ケーブルの 3C-FV と、ポリエチレン充填ケー
ブル 3C-2V とでは、セパレータの誘電率が違いますから、短縮率も大きく違
うんですよね。ナイフで切る時に気づけばいいのに (--;)。
  で、慌てて 2m 弱残っていた 3C-2V を SWR アナライザ MFJ-259 に接続し
て、短縮率を測定しようとしたら、これまた全反射でうまくいかず…。念の
ためにと SWR アナライザを開いてよく見たら…Mコネのセンタピンのハンダ
が割れて接触不良に (^^;)。まあ5年モノだし、海外移動運用でコキ使った
ものですから、ハンダ割れが起きても不思議はない訳で…。割れたハンダを
付け直して、再度測定して、OK。結果の短縮率は 0.656、Qマッチセクシ
ョン長は 113mm が正解。作り直してOKでした (^^;)。

  で、ここしばらく、手持ち八木やクロス八木などを、JAMSAT のサイトにあ
るデータを元に作っていて、気づいた点。435MHz のラジエタの全長は 330mm
と指定されているが、実際に 3mm 銅棒などでラジエタを作ってみると、330mm
では共振点が高すぎますね。340mm が妥当な長さのようです。JAMSAT のサイ
トの八木アンテナのデータを元にアンテナを作る方、エレメント長を可変で
きるようにするか、少し長めで試作して確認されることをお勧めします。
  また、3mm 銅パイプと 2mm 真鍮棒でラジエタを作ってみると、SWR <1.5
になる周波数範囲は 4MHz 程度しか取れませんね。エレメントが細い分だけ
Qが高く、帯域が狭くなるのでしょう。まあ、FM リグで使うのであれば、送
信するのは 432〜436MHz あたりだけでしょうから、この範囲で SWR が下が
れば十分かな、と思いますが。

  ところで FO-29 (JAS-2) の運用予定なんですが、7/2〜10/1 までずっとア
ナログ運用になってますね。ハムフェアの日程前後にデジトーカ運用にする
って話、去年も評判良かったし、今年も有効だと思うのでやるべきだと思う
のですが…。でも、JARL 技研の方でも理解していると思うのですが、まさか、
デシトーカへの切り替えが効かないとか、そんなことは…? (--;)。

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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
JF6BCC, KH2GR (ex. T88J, T88IY, V63BP)
jf6bcc@jarl.com or jf6bcc@jamsat.or.jp
<http://plaza16.mbn.or.jp/~palau/> 
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