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[jamsat-bb:8917] CALSAT32のドップラー補正


皆さま
池田さん
中島さん

 相田です。


 次期CALSAT32に実装しているFT847コントロールパネルでは、3つの周波数(ビーコ
ン、アップリンク、ダウンリンク)を制御します。
 それぞれの周波数、電波形式、コンバータ使用時の局発の周波数情報は SATINFO.TXT
 に保存します。

 パネルの配置はつぎのURLを参照してください。
  http://homepage1.nifty.com/aida/FT847.jpg

 一応、コンバータをつけた場合のドップラーシフト補正も考慮しています。

 また操作性ですが、当方の開発環境(Pentium 133MHz)と実用環境(Pentium 200MHz)が
とても遅いので、これで使えればほとんどの方にストレスは無いのではないかと思いま
す。(悲しい)

 周波数は10Hz単位でマウスやカーソルキーでコントロールします。Shiftキーを押しな
がら操作すると100Hz単位、Shift,Ctrl,Altの組み合わせで1kHz,10kHz,100kHz,1MHz,10
MHzのステップが選べます。

 もちろんダウンリンク周波数の変更はNOR/REVの周波数トラッキング機能やドップラ
ーシフトの自動補正を働かせながら行えます。すなわちドップラーシフトの自動制御を
開始して自分の帰り信号が復調できるようにアップリンク周波数を一度調整すれば、ダ
ウンリンク周波数を変更して相手局を探しその周波数で送信すれば、自分のアップリン
クの周波数は連動しているので何の操作もなくそのダウンリンク周波数で聞こえます。

 先にも書きましたが、実装されているドップラーシフト補正は衛星の入力周波数一定
方式です。私もこの方式が最も美しく補正ができるので良いと思いますが、現状を見る
と受信固定の運用が多く見られますし、中には送信固定の方もいるようです。この件に
ついてはもう少しプログラムを眺めて見ることとして、皆さんのお考えも聞かせていた
だければと思っています。

 なお、FT847以外の制御については、実際にものがないので対応できません。また、
同メーカーのFT847以外で動作するか興味のあるところですが、情報は持っていません
。

 また、テストをかねて休みの日にはオンエアーしますので、よろしくお願いします。