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[jamsat-bb:8902] Re: TDK dish


脇田さん・・・・・・槇岡(JH1UGF)です!

TDK、BSパラボラ結構安くなっていますね・・・・351はまだ有るようですが
、最近はTA45の方が新製品として出回っていますが、段々安くなってきて
いますね・・・

351もTA45もコンバーターと放射ラジエーター部は同じ物です、放射ラジエ
ターの長さ(焦点距離)まで同じって言うのがチョット気になるるのですが。。。

さて 、改造ですが・・・・・

1、コンバータの蓋をあけます・・・・防水蓋・・・>シールド蓋の2重になってい
  ますが、2たつともあけますと中は一枚基板となっており、BSコンバーター
  もここまで来たか・・・と言う感じですが、基板の上に局発部(DRO)を確認
  してください。
   ANTから入ってHEMT2段AMP・・・・インターデジタルBPF・・・・バランスド
 ミキサー・・・・・IFAMP・・・・OUT
   |
  DRO部(L・OSC)

となっているのを確認してください・・・・・DRO部は丸い誘電体がついていますが
、これを取り除きます、叉DRO部のMMIC(6PINだったかな・・)もニッパーで足
を切り取るか、電源ラインをカットして自励発振をとめてしまいます。

2、DRO発振部、検出パターン先端に8mm長(9300MHz、L,OSC用)のメッキ
線(1mmΦ)モノポールを垂直にはんだつけします。

3、ダイキャストケース(シャーシ)DRO調制ねじと取り去り、SMA−Jコネクターの
  PINを9mm長にして取り付けますが、先端が基板に当たらないようにつけます。

4、基板上のモノポール(2)と1mm間隔前後でM結合とします。。。。

5、電源をIFケーブルに重畳する場合は、IFコネクターは、そのままでOKですが、
  重畳しない場合はIFコネクターと基板部は切り離し、1000PFのセラコンで
  DCカットして、0.3T ECを 2Φ−6TぐらいのRFCをダイキャストに孔あけて
  取り付けた貫通コン(ねじつき)に接続し、DC−12Vを供給します・・・

6、IF 1200MHz では・・・・・約 48dB
     430MHz では・・・・・約 43dB
   変換利得が得られますが、144MHzはさらに−30dB 落ちますので使え
   ません!

7、L,OSCは約10dBm有れば、充分ですが、0dBmでもー3dB程度の減衰で
  使用上問題なさそうでした!

改造してからの10.451GHzでの性能には問題なさそうでした・・・・

8、L,OSCは自作できない方には・・・・ご相談にのりまーーす!!

私たちが、毎月行っています、SHF技術アドバイス講習会(川崎でやってます)で
、コノコンバーター改造は取り上げてもよいなーと考えては居ますが。。。。。
AO−40のXバンドがきちんと動作をしてくれれば・・・・・の話なんですが!!

まだまだ期待していますよ。。。。

JH1UGF 槇岡 寛幸
Yokohama Tsurumi
jh1ugf@jarl.com






  






----- Original Message ----- 
From: "Mineo Wakita" <je9pel@jamsat.or.jp>
To: <jamsat-bb@jamsat.or.jp>
Sent: Saturday, June 23, 2001 11:14 PM
Subject: Re: TDK dish


> >  もともとのBSコンバータが 12GHz を 1.1〜1.3GHz に落とす仕様なの
> > ですから、IF は 1.2GHz に選んだ方が、コンバータの IF 回路がそのまま
> > 利用できて、LO の変更だけで 10GHz 用に使えて良いかも知れませんね。
> 
> ということは、BSアンテナにコンバータが内蔵されているから、いわゆる
> 外付けのコンバータ(10GHz --> 1.2GHz) は必要ない、ということですか?
> 
> 1.2GHz に落とすとして、私はその 1.2GHz無線機を持っていないので、TS790
> のオプションの1200MHzユニットを確認したところ、定価約¥6万ということ
> でした。(うーむ高いな。)
> 
> きょうは、結局、二度も店(内緒 Satoh Musen)に足を運び、TDK BS-TA352
> を \5900 で購入してきました。 ちなみに、その仕様は次のとおりです。
> 
> 
>  アンテナ部
> 
>    アンテナ型式 :センターフィード型パラボリックアンテナ
>    受信周波数範囲:11.71398〜12.00950GHz
>    リフレクタ寸法:直径35cm丸型
>    受 信 偏 波  :右旋円偏波
>    アンテナ利得 :31.5dBi
>    製品質量(重量):約0.9kg(コンバータ含む)
> 
>  コンバータ部
> 
>    出力IF周波数 :1035.98〜1331.50MHz
>    電 力 利 得  :54dB(標準)
>    雑 音 指 数  :0.7dB(標準)
>    電 源 電 圧  :DC+15V +/-10%
>    消 費 電 力  :2W以下
>    使用温度範囲 :-30〜+60 C
>    適用ポール径 :30〜43mm
> 
> 
> 通常の市販オフセット型の BSアンテナは、リフレクタ(反射鏡)の入射角・
> 反射角の関係で、衛星に対してやや下向きに設置しますが、このセンター
> フィード型は、放射器を直接衛星に向けることから、リフレクタを上向き
> に設置するのですね。
> 
> ところで、JAMSAT Newsletter #203 における JH1UGF/槇岡さんの解説に
> よると、適切な LO(Local Oscilator) の改造によって、変換利得 48dB 
> で、10GHz --> 1200MHz にダウンコンバートできる、とあります。 この
> 「適切な」 というところが知りたいです。
> 
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> Name : JE9PEL/1 脇田
> Mail : je9pel@jamsat.or.jp
> URL  : http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/
> QTH  : Yokohama, Japan
> Date : Jun 23, 2001
> --------------------------------------------