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[jamsat-bb:8461] AO-40: LEILAがオンに!
皆様、
AO-40コマンド・チームのDB2OS Peter Guelzow
から、LEILA(LEIstungs Limit Anzeige:出力制限の
警告システム)をオンにした旨の広報がありました。
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日曜日(5月12日)(訳注:原文のまま)にLEILAシステム
をAO-40で初めてオンにした時、また新しい歴史が刻ま
れました.
今朝の運用状況では、複数の”非常に”強力な信号が
パスバンド内に見られました。MBよりも数dBも強力な
のです!!!
何人かが彼らに出力電力を下げさせるように試みた
のですが、彼らは明らかにその警告を聞いていない
のでした。Uバンド受信機のAGCは16dBにも及んで
おり、明らかにそのAGCでの感度抑圧は彼らアリゲ
ータの送信と同期したもので、パスバンドには多大な
不平不満が起こりました。
MBはGBよりも8dB強力なものであり、ユーザーはGB
よりも低いレベルで運用すべきことを忘れないでください。
以上の経緯から、この状況はLEILAを試験する絶好の
チャンスであると決断しました。LEILAはUバンドの
パスバンドに接続され、IFマトリックスの組合せ状況で
確認することができます。LEILAは、掃引(スキャン)/
妨害(ジャム)/排除(ノッチ)のモードに設定され、魔法の
ように動作しました。!!
LEILAが動作する閾値は、GBとおよそ同等のレベルに
設定されました。つまり、すべての強力な信号はLEILA
で検出されるであろうということです。”ポリス・サイレン
”音が聞こえたら、それは送信電力を下げるための猶予
/警告を意味します。さもなくば、ノッチが信号を排除する
ように最善を尽くします。:-) パスバンドのみんながそれを
望んでいます。
さて、以上の成功は、AO-40での数週間での大きな成功の
一つです。そしてその成功は、特に、AMSAT-DL (Dr. Karl
Meinzer DJ4ZCとMatjaz Vidmar S53MV)の設計による
LEILAのコンセプト(LEIstungs Limit Anzeige)とドイツ政府の
科学技術省による支援の賜物です。事実、不特定多数が
アクセスするトランスポンダでこのようなシステムが採用
されたのは、これが初めてです。
すべてが順調であれば、LEILAをこのまま継続的に運用に
使用するつもりです。
この間、RUDAKチームも同様に進捗があり、RUDAK-Aと
-Bの両CPUが10日間以上にわたって稼動しています。
金曜日の朝の6時間にわたる努力で、Jim White WD0E は
GPSに関するタスクをRUDAK-Aにロードし終え、CEDEXの
タスクをロードしました。両タスクは動作していますが、GPS
とCEDEXの運用を開始するコマンドは、未だ送信されて
いません。コマンドの発行は、土曜日か日曜日に計画されて
います。CEDEXからのデータが収録されたときには、たぶん、
GPSの捕捉シーケンスが開始されるでしょう。Jimによれば、
RUDAK-Aのテレメトリは正常値を依然示しており、また、
CANバス上のSmartNode(訳注:愛称)温度センサも上手く
動作しているようです。二つの153.6 KBit/s 高速PSK変調器
も試験され、期待通りの動作が確認された後に再度オフに
されました。
S1ダウンリンクでの9k6 Bit/s ハードウエア変調器の周波数は、
ドップラシフトがゼロの時に、
RUD A mod 0 = 2400.791
RUD A mod 1 = 2400.765
RUD B mod 0 = 2400.910
RUD B mod 1 = 2400.891
と測定されました。(測定の精度は +-5 KHz)
そして最後に、、、、Xバンドと、たぶんCバンドの試験は、
この午前中(日曜日の朝)に試験されるでしょう!!
AO-40チームを代表して、
73s Peter DB2OS
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Peter Guelzow, DB2OS
President AMSAT-DL
http://www.amsat-dl.org
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JAMSAT SCOPE プロジェクトチーム
武安
ja6xkq@jamsat.or.jp