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[jamsat-bb:8228] テレメトリデータの解析表示ソフト(Re:AO-40BEACON)


JF6BCC 今石です。

At 2001/04/30 19:12:20 OZAWA wrote:
> MA220ぐらいから80パッ−セントコピ−できます。しかし、
> 私のコンピュ−タに関する知識の不足からデコ−ドした
> デ−タの読みとり方法が分からずワ−ドパットで関連づけ
> しましたのテキストファイルの部分のみ読みとれました。
> これってどうするんですかね。使用ソフトはAE4JYのAO40
> RCVです。P3Tのファイルどうやって解読するのですか・・・

  既に金子OMからフォローがついていますが、私からも。

  小澤さんがやりたいと考えているのは、AO40RCV で受信し取得した生デ
ータを閲覧するのに、何らかのテレメトリ解析表示ソフト(P3T等)を使
いたい、と言うことだと思います。

  P3T が正しくインストールされている場合、P3T はその初期設定で指定
したフォルダの配下にある Telemetry フォルダ内にある *.raw ファイル
を読むことができます。
  AO40RCV が吐く *.raw ファイルを、このフォルダに持って行き、P3T
を起動して Replay モードにすると、フォルダにある *.raw ファイルが
選択できるようになります。選択した後で Replay の前後のボタンをクリ
ックすることで、1ブロックずつ「再生」表示されるようになります。

  ただ、おそらく小澤さんは、この P3T をまだ入手していないのではな
いかと思いますが…。

> >  50cmオフセットパラボラ/4tヘリカル・フィード + 直下Preamp
> >  + 2880ダウンコンバータ +FT736 +G3RUHデモジュレータ
> >  +P3TEXE
> 
> ○この部分教えて下さい。「+P3TEXE」このファイルをどうやって読
>  みとるのかな・・・このファイルまではできるのです。

  この構成は、一旦ファイル化したテレメトリデータを P3T で表示させ
ているのではなく、400bps/BPSK 信号のデモジュレータが復調したテレメ
トリデータ信号を com ポート経由で受け、そのまま画面に解析表示させ
ているのだと思います。
  そして、IZ8BLY や AO40RCV と言うデモジュレータソフトは、上記の構
成で言うと G3RUH 400bps デモジュレータと言うハードウェアを代替する
ものです。サウンドカードの音声入力に入ってきた 400bps/BPSK 信号を
DSP 処理でテレメトリの生データ変換する訳です。で、G3RUH デモジュレ
ータであれば com ポートから入力されるデータを、ソフトウェアデモジ
である AO40RCV から TCP/IP のポート経由で入力させれば、あたかも外
付けモデムを使っているように、P3T でリアルタイムにテレメトリデータ
を解析表示することが可能になります。

> >○この「 デコーダ・ソフトに読込み」ソフトが分からないどこから手に入れ
>   るのですか・・・ギブアップ安堵ギブミ−!!!

  この「デコーダソフト」の定番が P3T です。ここから入手できます。

http://www.cstone.net/~w4sm2/software2/P3t_AP.zip

>   要するにここの英語がよく分からないことも一員です。
>   上記ソフトのHELPウインド−Network Sever Setupより
以下略

  これは AO40RCV をテレメトリ・サーバーとして使うための説明ですね。
仮に、お使いのパソコンが家庭内 LAN などで固定 IP アドレスを振ってあ
るような環境にない場合で説明しますと、

  +--------- あなたのパソコン ---------------+
  |                             IP:127.0.0.1 |
  | +---------+     +---------------------+  |
  | | P3T.exe |     | AO40RCV             |  |
  | |         |     | Telemetry Server ON |  |
  | +---------+     +---------------------+  |
  |   ||   |                ^ TCP Port 1024  |
  |   ||   | TCP/IP         | へ接続する     |
  |   ||   +----------------+                |
  +---||-------------------------------------+
      ||com
  +---------+
  | G3RUH   |
  | demod.  |
  +---------+

  ハードウェアデモジを com ポートで接続する場合が図の左側です。そし
て、com ポートの代わりに TCP/IP を経由して、自分のパソコン内で動作
している AO40RCV に接続しようと言うのが右側です。
  AO40RCV は、デコードしたテレメトリデータを、TCP の 1024 ポートに
出力する機能を持っています。この機能を ON にした場合、AO40RCV はテ
レメトリ・サーバーとなります。そして、P3T は com ポート以外に、TCP
/IP 経由でデータを受け取る、テレメトリ・クライアントの機能がありま
す。そこで、P3T から「自分のコンピュータ(127.0.0.1) の Port 1024
に接続する」動作をしてやると、AO40RCV でデコードされたテレメトリデ
ータが、そのまま P3T で処理されて画面表示されるようになります。

  今、仕事先で、P3T も AO40RCV も手元にないので、具体的な設定方法の
説明はできませんが、上記の説明を元に、まずは P3T を入手しセットアッ
プされると良いかと思います。

では。
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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
JF6BCC, KH2GR (ex. T88J, T88IY, V63BP)
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