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[jamsat-bb:7770] Re: Sモード受信Drake 2880 converter改造?


JF6BCC 今石です。

At 2001/03/14 21:22:18 Akira Kaneko wrote:
> 改造例は、海外の数値(NF,GAIN)に惑わされているのではとの
> 指摘をSHFのOMである二局の方からMAILや電話を戴いております。

  むむ…。測定装置を持たない者としては、海外の実験結果の測定数値
を信じるしか無いのですが、それぞれの記事のニュアンスは、利得向上
と言うよりも NF 改善の方にあると感じています。
  もっとも、改造が簡単だよ/難しいよ、とか、こういうところが困っ
たよ、とかの記載もあまりありませんで、言ってみれば成功例ばかりが
陳列されている状態ですもんね (^^;)。利得が上がれば発振の危険もあ
るんですし、そういう時にどうやって対処するか…むむむ。

  材料がまだ揃っていませんが、MMIC の予備の部品もありますし、現
在まともに動作しているユニット1組には手をつけないつまりですので、
最悪、壊しても何とかなる、のつもりで、やってみようと思います。津
山の会場には成果を持ちこみたいなと…。

> 私の聞いている範囲で改造方法いくつかを整理しました。

  今現在、私のところでまともに動作しているユニットは、IF に A,A+
の改造(赤コイル+Cの除去と、青コイル両端のCに 22pF ずつ追加)、
川の字 BPF の長さ延長、水晶交換、です。他に2つ、トップの HEMT
が死んだために FHX35LG/FHX14LP に交換したものがあり、IF について
同様の改造をしてありますが、MMIC と BPF の改造はこの2つに対して
実施するつもりです。
  IF の B 改造(赤コイルの巻き数を倍に)は、以前聞いたことがあり、
他のユニットで試したのですが、A 改造済みのユニットに対して実施し
たためか、利得が出ず耳の悪い結果となって、戻してしまいました。手
持ちのユニットは3つとも A,A+ 改造済みなので、このままにしておこ
うと思います。

>    A  東光電気のTDF2Aー2450Tー10交換
>           GAINが上がり、発振しやすくなる。
中略
> 4)TOPの石を交換
>     HP   MGA86576  MMICに交換
>         OMさんの弁、発振しやすく、改造は難である。
>         当局も事前に聞いていたが失敗。TOPにギガトリマー
>         を取付け逃げている。

  ここが心配ですね (^^;)。発振の有無を簡単に識別する方法ってあり
ますかね?。発振周波数が 2.4GHz 内に出てくるなら、他のコンバータ
と受信機を使って監視する手が取れますが…今のところ、ゲルマ Di を
使ったRFプローブとテスタで、MMIC の出力を当たってみて振れるよう
なら発振、と判断てきるかなと思っていますが。

>   あるOMさんの推奨
>    − XTALはオリジナルで、IFのCOILを122MHzに合わせる。
>       オリジナルノNFを悪化させず、ANTとCONVERTERの間に
>       PRE−AMPを取付ける。

  水晶交換と IF 改造が失敗する可能性はごく少ないと思いますが、NF
改善ならプリアンプ付加がいい、と言うのは、その通りかも (^^;)。私
も、2個の改造が失敗したら、残った部品で何とかRFプリアンプを作
って、バックアップのユニットにつけて実用機にするかも知れません。

では。
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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
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