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[jamsat-bb:7311] Re: [jamsat-bb:7310] Re: 最後の段階で苦労してます?



----- Original Message -----
From: "Yoshihiro Imaishi" <imaishi@aa.mbn.or.jp>
To: <jamsat-bb@jamsat.or.jp>
Sent: Wednesday, January 24, 2001 11:51 AM
Subject: Re: 最後の段階で苦労してます?

●JA6DREです。了解いたしました。
昨夜は仕事仲間のIC工場機械設備設計の彼とついでに仕事中の私のデジタル制御P
ROGの点検を含めて、朝まで仕事したり飲んだり…アイデアを借りたり…大変でし
た。「何が?」

結論では、210cmφの方は、あくまでも高利得受信を試すシステムで考えて、地
上波も併用できるものとして、一方でマイクロXVTを追加していく段階ではAO−
40の運用開始に沿って、別に考えようと言う事になりました。
おっしゃるように、地上波でなくAO−40で考えると・・・
1200MHzはUP専用設定
2400MHzはUP/DN両用
5600MHzはUP専用設定
10GHzはDN専用設定と成ってますから…
1200MHzは、210cmメリットは30dBクラスでは在りますが、地上波で
すかメリットはありません。
ですから、これは完全な焦点位置にある必要は無く、垂直方向には変位しても構わな
いのです。
また、AO−40のUPはEIRPで考えると両サイドに併設するパイプブーム上に
ヘリカルを設けても構わないことになります。
2400MHzは送受信ですから35dB予測できる210cm焦点位置に近接させ
てホーンを設ければ良いでしょう。
5600MHzもUP専用ですが、これはAO−40くらいしか使い道はありません
から、210cmの外周にオフセットされる形で別の50cmクラスパラボラをぶら
下げれば210cmの輻射軸とは整合できるでしょう。
5600MHzもEIRP面だけ考えれば済みます。
さて、10GHzはこのメッシュでは最高周波数でありますし、メリットは50dB
近い利得がうまくすれば得られますが、1度/−3dBとMAが128前後でしか
ホーミングできないでしょう。
これも、通信用途には別に50cmデッシュをぶら下げてやるか、ヘリカルが半値角
は広くなります。
これはDNコンバータを考えなくてはならないでしょう。
ですからXVTをUTV10Gとした場合は、50dB側を生かす設定が良いでしょ
う。

円盤を廻すと成るとオフセットされたS字パイプからモーターを出して円盤を廻すの
ですが、昨夜(今朝?)話していましたら…食品関連の制御に防水型アクチェータが
あるんです。
つまり、その様に考えて1200MHzと2400MHzとか、組み合わせがあり、
2点間程度を移動させるのであれば円盤をモーターで制御しなくとプッシュロッドで
ホーンを載せてる板を「チョイト押せば…OK」です。
組み合わせのホーン位置を2箇所又は3箇所に対しては安く簡単に押し出したり引い
たり出来ますし、そもそも食品加工機器の反復して動く部分用ですからタワーTOP
でも問題ありませんしモーター駆動も不要です。

ホーンは正式なマキ電機さんでも@¥6,000−ですし、缶詰加工でも比較する正
式なものがあればコピーが可能ですし、2点にそれぞれ置いてアクチェータで押せば
切り換えれます。
マキ電機さんから「広帯域ホーンやログペリ=PRO用」を案内いただき取り扱って
いる商社は知人がいるので聞きましたら…ログペリにしたってリグが簡単に2から3
台買える価格です。あたりまえですが…

その他は、改造に関して調整が終わりましたから現物合わせでデッシュ関連は加工し
てもらい3月初旬には取り替えます。それから評価を始めます。その頃は色々動き出
すでしょうし…
追尾はケンプロのAZMはKR2700SDXと言う古いタイプですが最近の積み上
げギアではなく削りだし歯車で0.2度くらいのバックラシュで電圧精度は450.
0度で可能です。
問題はKTエレベータには大型ELVローターが載せられませんので、クリエート・
デザイン(株)のERC51を使います。こちらは安いAZMローターが横になった
だけなので精度は0.5度も厳しいのですがSLOWで駆動させてSWingをデジ
タル制御しましたら0.2は動かせました。
これで我慢します。




> JF6BCC 今石です。
>
> At 2001/01/23 22:53:59 JA6DRE wrote:
> > 「じゃ!ホーンてやつを支持パイプに小型モーターを組んで「丸〜るいプレー
ト」を
> > 付けて、それの焦点位置の円周にホーンを並べたら?」
> > 「使うのが隣り合わせに成るのなら、中間の位置まで廻せば良いのよ…」   
  
>
>   なるほど、素晴らしいアイディアですね!。
>
> > あくまでも、これは基準評価用の設備で、早々とAO−40でQSO使用という
目的
> > ではありません。
> > その為には、自作で計測できない種類のパーツ採用できません。
> > 「35dBも利得を付けて…何するの?」とローカルには言われてますが、「Q
SO
> > が第一目的ではない???」
> > 「判らん?最低設備で届くのに…」     「判んないかな〜」
>
>   確かに (^^;)。私も、「技術的な検証」よりも「AO-40 経由の通信がス
> ムーズにできること」の方が優先なので、1つのアンテナに複雑な機構で
> 4バンド分全部を組みこんでしまった場合、一ヶ所のトラブルが全バンド
> 運用不可に陥る可能性があるので、怖いなと思います。
>   また、現時点で可能になるかどうか不明ですが、複数のバンドで同時に
> ダウンリンクをするモードが運用されたりする (L で上げて S/X で下りる
> ような) ケースがあると、送受信の組み合わせは複雑になってしまいます
> から。
>
>   また、10GHz には巨大すぎるアンテナに思えます。ビーム幅が狭過ぎて
> 並の追尾機構では衛星を追えないでしょうから…。
>
> では。
> - -
> Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
> JF6BCC, KH2GR (ex. T88J, T88IY, V63BP)
>   jf6bcc@jarl.com
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