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[jamsat-bb:7262] Re: Drake power source ?


今石さん、詳細な解説をありがとうございます。

実際に "噂のドレークコンバータ" を設置してみて、先駆者の皆様が苦労した
改造部分がよくわかりました。特に、新井さんと今石さんのHPは、写真と絵
付きで大変参考になります。後に続く者にとって、これほど参考になるものは
ありません。

明日(1/22)は、衛星AO-40は深夜(1時過ぎ)に絶好のビューポイントとなりそう
ですね。 私は、時間的に 明後日(1/23)の午後に性能実験ができそうです。

>   質問の意味がよくわからないのですが、2880 のオリジナル回路は、同軸
> ケーブルから電源を供給する仕組みになっています。リグ側に、アンテナ
> 端子に+電源を重畳させる機能があるならば、スプリッタは不要ですが、
> それが無ければ何らかの形で供給してやる必要があります。
> 
>  ただし、アンテナ端子に電源を重畳できる市販のリグは、直流で短絡状
> 態になるアンテナを接続した時に間違って+電源を供給しても、致命的な
> 破壊にならないような設計がされているはずです。おそらく、大半の機種
> ではこれを、電源母線からアンテナ端子への経路に電流制限抵抗を挿入す
> ると言う、一番簡単な方法を取っていると思います。
>  これは、想定している装置を接続した場合には十分な動作電圧が供給さ
> れるはずですが、それより大きな負荷を接続した場合には、制限抵抗によ
> る電圧降下が大きくなり、十分な電圧が供給できなくなります。手もとの
> IC-821 の場合、回路図が付属していないのでこの数値はわかりませんが、
> 元々がプリアンプ用ですので、そのプリアンプが動作するギリギリの設定
> になっているでしょう。あるいはそのプリアンプは、12V が降下で 10V に
> なっても問題無く動作するよう設計されているかも知れません。
> 
>  しかし、2880 は内部に 7810(78M10 だったかな?)  か使われているた
> め、12V 以上の電源電圧を得なくてはなりません。そうなると、アンテナ
> 端子に電圧を重畳できるリグと言っても、2880 の動作に十分な電圧が取り
> 出せるとは限らない訳です。
>   現に、うちの修理品ユニットBは、IC-821 からの電源供給では、電源
> を on の状態でケーブルを接続すれば動作しますが、その状態で一旦 off
> /on をすると動作しなくなります。ユニットCは問題無く動作するので、
> 動作電圧がギリギリの状態になあるようです。
> 
>  また、IC-821 だけ使うのならともかく、私は電源重畳機能のない FT-817
> や C-501 を親機に使うことも考えなくてはなりません。となれば、リグ
> に関わらず電源を供給できる回路を用意し、問題無く 12V 以上を与えら
> れるようにした方が適切です。そんな訳で、私はスプリッタ方式で外部電
> 源を供給するようにしています。
> 
>   と、これで説明になっているでしょうか。


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Name : JE9PEL/1 脇田
Mail : je9pel@jamsat.or.jp
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Date : Jan 21, 2001
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