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[jamsat-bb:7098] Re: AO-40の光ビーコンについて


 福島さん、みなさん、こんにちは。

 順番に読んでいって、書いていますので、
すこしとんちんかんだったらお許しください。

 レンズにはおそらく誘電体多層膜で可視領域をねらった
反射防止膜がついていると思います。
何か悪さをするとすればこれでしょうね。

 それと、アルミ蒸着の反射鏡には、確かSiO2のコートが
昔はしてあったと記憶しています。今はやっぱり誘電体多層膜でしょうか?

 ご質問のあった反射率ですが、理科年表によれば、
アルミが85.8%、金が97.8%です。
赤外線望遠鏡はそういえば金だったと思います。

 なお、「すばる」の分光計のページを見ましたら、近赤外であれば、
装置からのサーマルノイズはそれほど問題では無い様な事が書いてありました。
また、このページでは1000nmまで可視光扱いでした。
確かに、785nmのレーザーは照射された所が赤っぽく肉眼で見えますので、
835nmでもそうかも知れませんね。

 私はシャッター時間の延ばせるデジカメで見てみようかと思います。
明るい星なら今まで撮影できた実績がありますので。
この眼?でAO-40を確認してみたいものです。

 最後に、位相がそろっているレーザーの光は危険です。
絶対に手近なLDの光を直視しないでください。
最悪、網膜に結像してそこが焼けます。
5mWクラスでも、ちょっとのぞくと涙がボロボロ、
一週間くらい痛みが続きます。本当に危険です。
-- 
武田 布千雄 <ja7kcl@mx2.mesh.ne.jp>