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[jamsat-bb:6334] Re: Mode-Sコンバータの局発など


JF6BCC 今石です。

At 2000/11/18 09:02:13 Fujita Tadayoshi wrote:
> すでに実施済みかもしれませんが、私はなるべくこの差をなくすため、f
> 調整のトリマー端子に、表側からリード付きチタコンを追加しました。
> 5pFの追加では 60kHzアップ、10pFの追加では 100kHzアップします。
> 私は10pFを追加し、トリマー最大でIF 周波数が 143.996MHzとなりました。

 水晶とCの抱き合わせで周波数の可変幅を増やせることはわかっていま
したが、かなり高い周波数を出す PLL のための基準波発振用なので、C を
抱かせると周波数安定度が下がるだろうと思って、考えないようにしてい
ました。実際、安定度はどんなものでしょうか。

> 従来の水晶(IF周波数:122MHz)と 8.8125MHz の水晶とでは、2400MHz入力
> レベル 対 IF 出力レベルの比で、利得が約2dB上がりました。
> この差は、122MHzでは IF通過帯域の端になっているからだと思います。

  なるほど。であれば、周波数が合う合わないは置いても、水晶を交換し
て、2400MHz 台を 144MHz あたりで受信できるようにしたほうがいいって
ことなんですね。
  まあ、水晶を交換しない場合には 2427MHz 台の通常の交信帯用にピッタ
リになりますから…逓倍式の送信機と組み合わせて地上波通信に使うのがよ
さそうですね。

> IF 出力コネクタからの供給をやめ、F形コネクタの横に2.5mの穴をあけ、M3
> のタップを立てて、3mmネジ付き貫通形コンデンサを取付け、+13vを供給しま
> した。IF が独立すると、各種の実験や測定のとき便利です。

  同感ですが、実際に屋外に設置して使う時、電源線を別に用意しなくて
はならないのは却って不便かな、と思い、そんなにいじりまわすつもりも
無かったので、電源改造はしないことにしました。
 その場合、受信機側で同軸への電源供給回路を付けてやる必要があるの
が難点ですが、実際に実用にする際には、誤送信時の保護回路のことも考
える必要があって、何がしかの付加装置を受信機の前につけることになる
でしょう。であれば、たいした手間にはならないでしょうしね。

  JARL のレピータリストで、2400MHz 帯を持つ局が近隣に3つもあるこ
とがわかりました。全て稼動しているかどうかわかりませんが、それぞれ
の 439MHz で質問を出して、状況を聞いてみようかと思っています。

では。

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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
JF6BCC, KH2GR (ex. T88J, T88IY, V63BP)
  imaishi@aa.mbn.or.jp
  http://plaza16.mbn.or.jp/~palau/
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