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[jamsat-bb:5896] SO-35


Mode B Uplink   : 436.291 MHz FM
      Mode B Downlink : 145.825 MHz FM

衛星SO-35 のアナログ(Bモード)の中心周波数は上のように公表されています。
普段、私がデジタルを運用する時に、ドップラーシフトを正確に追求している
癖で、昨日のボイス運用時に次のように周波数を合わせていました。

             Up       Down
      AOS  436.282  145.828
      TCA  436.291  145.825
      LOS  436.300  145.822    (430帯 : +/- 9kHz,  144帯 : +/- 3kHz)


つまり、AOS時には Uplink低め(-9kHz),Downlink高め(+3kHz)にして、LOS時に
は Uplink高め(+9kHz),Downlink低め(-3kHz) にする、という具合です。


ところでアナログ運用については、以前、jamsat-bb でも話題になっていたよ
うに、昔からの慣習で Downlink周波数を固定し、ドップラーシフトは Uplink
周波数の方で補正する、という結論に落ち着いているようです。この考え方に
準じて Downlink周波数を 145.825MHzに固定すべきだったのでしょうか?

しかし 衛星SO-35は、昔の衛星AO-13の時のような逆ヘテロダイン方式でなく、
Up/Down固定のシステムなので、Uplink周波数を上げ下げしても 結局は衛星側
からは 145.825MHzの周波数で送出されることになります。

したがって最初に述べたように、ドップラーシフトを Up/Downの両方で考慮し
て設定した方がよいのではないかと思うのですが? また、衛星AO-13の時のよ
うなSSBではなく、衛星SO-35はFMなので、これほど神経質に考えなくてもよい
のかもしれません。

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Name : JE9PEL/1 脇田
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Date : Oct 19, 2000
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