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[jamsat-bb:5645] Re: AO-27 Returns


JF6BCC 今石です。

At 2000/09/11 15:12:13 Tak Okamoto wrote:
> 北米の昼間のパスというは、その緯度の範囲という意味です。
> よって、日本でも同じように使えます。
中略
> 詳しくは
> http://www.jamsat.or.jp/oscar/ao27/teprstates.html

  なるほど。

  仮に、AO-27 の公転面に太陽がある(食の時間が最大)として、高度
がだいたい 800km 位だとすると、衛星が地球の日陰から出るのが北緯
または南緯 62 度あたりって計算ですね。で、周期が 101 分だから、

  TEPR4 (充電中) 18 分間 => 緯度 62度〜90度(極)〜54度
  TEPR5 (送信OM) 18 分間 => 緯度 54度〜0度(赤道)〜10度

  ってことで、現在の AO-27 は日中は北から南へ移動する位置にある
ので、北緯 54 度〜南緯 10 度の間だけ使えるってことになる訳です
ね。
 季節が移っていくに従って AO-27 の公転面と太陽とのなす角度が増
えていき、食の時間は短くなるので、TEPR が同一の設定のままだと、
送信機 ON の時間が早まる=利用可能範囲が極側にずれてすく、ってこ
となんですね。

  昇交点赤経が 298 度ってことは…太陽が公転面と並行な位置になる
(食が最大になる)のは3月と9月、食が無くなるのは 11/12 月と
5/6 月、で合っているのかな?。で、今は9月だから、これから食の時
間はだんだん短くなって行くと…。

 面白いですね。

では。

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Yoshihiro Imaishi 今石良寛  
mailto:imaishi@aa.mbn.or.jp 
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