[jamsat-bb:5338] Re: 初QSOとドップラーシフトへの対応の質問

["Shinobu Murakami" <ja4gva@shinenet.ne.jp>]

こんばんは

初QSOおめでとうございます。
お尋ねのドップラーシフトの補正について、この問題はもう
２０数年前から、言われている事ですが、正しいのはアップリンク、
ダウンリンクともに補正するのがBESTです。すなわち、トランスポンダー
への入力周波数を一定になるように補正するのがただしいのです。
一時はアップリンク周波数を合わせるのがいいとか、あるいは、高い
ほうの周波数を合わせるのがよいとかいわれましたが、いまでは、
両方合わせるのがBESTというのが定説です。 しかし、 これは手動では
なかなかうまくいきません。 これを解決するには、コンピュータにたよる
しか方法がありません。 JAMSAT News letter のNo.177号等には、
W5RKN ロン、パーソンズ氏が新しいドップラーシフトの補正法について
の提案として、JA6SNK/1平川さんが翻訳された記事が掲載されていま
す。参考にしてください。 海外ではトラッキングソフトNOVAを使用した
ものなどあるようですが、NOVA本体はてにはいりますがプラスアルファ
のことについては、良く分からないのが現状です。国内では、先の
JA6SNK/1平川さんが作られたWinorbit+Wostars+STARSが、唯一
これを満足にサポートしたものであると私はおもいます。 昨年の
JAMSATのシンポジュームで発表されましたものですが、その後
CQ ham radio 1999年１０月号の掲載されております。 私もそれを
使用していますが、たいへんFBです。アンテナのトラッキングとドップラー
の完全補正で、２０ワットとオスカーハンターでSO-35では、快調に交信
が出来ております。 一度、お試しになってください。


 村上   忍    (JA4GVA) Shinobu Murakami
岡山県倉敷市      Kurashiki city Okayama
E-mail : ja4gva@shinenet.ne.jp
URL : http://www.shinenet.ne.jp/~sonup


> 5月16日、JH2ESW局とO-29でのQSOできました。
> 出力20W144MHz3エレUp430MHz5エレでもなんとか

> SO-35にも、そのうち挑戦するつもりです。
> ところで、皆さんはQSOのときのドップラー効果に
> 対する方法は、受信周波数の調整をしますか、
> それとも送信周波数の調整をしますか。
> サテライトハンドブックでは、送信周波数の調整を
> するとあったのですが、上記のQSOでは受信周波
> 数を調整されているように思えたので。