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[jamsat-bb:4832] アナログ衛星の信号強度


7L1FPU 中田です.


今まで,衛星のダウンリンク信号はビーコンと同じくらいの
レベルになるように調整すると思っていましたが,本当に
そうなのか?と疑問を持つようになってきました.

たとえば,「ふじ」でアクティブな7K4IIN中嶋さんを
はじめビーコンよりも強いダウンリンク局(私も含みます)は
たくさんいます.耳で聞いていて,あるいはプリアンプでSの
振れ方が増幅された(あまり了解度はあがらないんだな,これが)
状態でビーコンレベルと合わせていても,CWとSSBでの比較
だから,あんまり意味がないように思えるんです.
#感覚的には,CWとSSBの強度を合わせるとSSBの方がパワー大きいですよね.

ところで,みなさんはどのようにして,なにと比較して自局の
信号強度をコントロールしていますか?
#私はあまり考えず,「いいかげん」です.hi


「ふじ」のような衛星では,これから衛星を始めようとしている局の
ために,あえて強力な信号でQRVすることの方が,かえってよいの
かもしれません.そうした方が,受信レポートをもらいやすくなる.
つまり,これから衛星を始めようとする人が受信しやすくなるので,
良いと思えるのです.ただし,あえてパワー入れてQRVする局は,
吉田さんのようにGPでアップリンクしてくる弱い局の信号を漏らさずに
交信できる耳を持つべきだと思います.

そういう意味では,中嶋さんはアクティブに,強力な信号で「ふじ」に
出ておられますし.衛星経由で初めて交信した相手局が7K4IIN
だった,という局もかなりいると思います.






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Kuniyoshi "KUNY" NAKADA (7L1FPU,JG0VCM,W1FPU,ex.KE6TER)
e-mail: kuny@ibm.net