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[jamsat-bb:4481] FFTDSP FO-29
「FFTDSPプログラム」を用いて、本日(1999年5月21日)14:20JST、衛星FO-29
のデジタル信号のドップラーシフトの変化する様子をコンピュータ画面上に
初めて表示させてみました。 ブルーの背景にその信号が初めて映し出され、
その変化の様子をこの目で見た時は感動しました。
下記URLに、90521f29.gif という GIF画像ファイル名で登録してあります。
このプログラムを起動したのが、この時のパスの LOS近くだったので、受信
周波数は 435.903MHz(USB)に固定しておきました。
デジタルモードの PSK変調された SSB(USB)信号の「ビーーッ」という音の
搬送波周波数は 1600Hzなので、F8キーを押して解析周波数の範囲をワイド
(200-2750Hz)に設定しておいた方がよいことに、後で気が付きました。
また、F1キー・セットアップの中のローカルタイムの設定(GMT -9)をし忘れ
たので、画像では 1420Z や 1421Z と表示されていますが、これは日本時間
の 1420JST と 1421JST のことなので訂正して見て下さい。
なお、この画像の中で 1421JSTのラインに「くびれ」が見えますが、それは
ちょうど「ザザーー」という音のテレメトリビーコンが発信された時です。
ところで このプログラムのドキュメントファイルを読んでいて、「FFTDSP」
が 「Fast Fourier Transforms Digital Signal Processing」であることを
知りました。「高速フーリエ変換デジタル信号処理プログラム」という EME
の微弱信号を検出する目的のプログラムだそうです。
JN1GKZ/新井さんによる CQ誌4〜6号の解説記事を参考に、このプログラムの
使い方をさらに研究して、いろいろな実験に臨みたいと思います。
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Name : JE9PEL/1 脇田
Mail : je9pel@jamsat.or.jp
URL : http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/
QTH : Yokohama, Japan
Date : 21 May. 1999
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