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[jamsat-bb:4417] AO-10 spin rate


JJ1WTK 坂本です

AO-10のスピンレートの変化について、思いつきです

縦軸にはスピンレートの時間変化率をリニアで、
横軸には時間をリニアで、
こういうグラフにしたら直線になりはしないでしょうか。

AO-10はスピン安定型の衛星ですが、スピン(時点)している物体は
宇宙空間では外力が作用しない限りその運動量は保存されると
考えていいです。
そのスピンの速度が遅くなっていくということは、逆に言うと
スピンを遅くするような力が衛星の外から働いている、ということ
になります。

直線運動をしている物体の場合、F=m*aですよね。力=質量*加速度です。
(高等学校の物理ですね。)
加速度は、位置の時間に対する2次微分といってもいいし、位置の1次微分が
速度であることから、速度の1次微分とも言えます。

そこで、角速度(スピンレート)の時間変化率(つまり時間に対する1次微分=
すなわち加速度にあたるもの)を縦軸にとって、
横軸には時間をとってプロットしてみて、もし横軸に対して平行になれば、
それは衛星のスピンを遅くしている外力の大きさが一定だということになる
と思うのです。