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[ariss:75] Re: [ariss:73] 仰角制御


池田さん、 皆さん 今晩は。

 
----- Original Message ----- 
From: "IKEDA Hiroto" <hirotoi@sky.sannet.ne.jp>
To: <ariss@jamsat.or.jp>
Sent: Monday, June 09, 2003 10:00 PM
Subject: 仰角制御


> 安田さん、皆さん、こんばんは。
> 池田/JI1OWPです。
>
> このMailingListには初投稿です。
>
> 先日の東京エリアミーティングで安田さんが話しておられた件ですが、
> Nova for Windowsを使うと仰角を 0-180deg の範囲で制御できそうな
> 感じです。
>
> NovaをSTARSと組み合わせて使う場合は、NovaはTrakBoxモードにするの
> ですが、この場合の条件設定画面には 0-90deg と 0-180deg の2種類
> の設定を選べるようになっています。
> 近日中に、UO-14などで動作を確認してみます。
>
> ただ、帰宅してから考えたのですが、0-180deg 制御にする利点が
> イマイチよくわからなくなってきました。
>
> どういったメリットがあるのでしたっけ。
>
> ではまた。
>


 当局の要望は、例えば、方位ローテーターの始点を南にした場合
国際宇宙ステーションが南西より上がり、天頂より南側を通り、北東
に沈む場合(北西から南東でも同じです)、方位が西から南の始点に
来た時、残りのパスを追いかける為、その位置から今までとは逆方向
に360度回るjことになります。ほぼ天頂を向いている場合は、ローテー
ターの速度が速ければ問題ないのですが、遅い場合、アンテナが本来
の方向を向いていない時間が、長時間続くことになります。ISSとの交
信としては、一番都合の良い時間帯にアンテナが正規の方向を向い
ていないことになります。仰角によっては、ビームの範囲の外になって
しまう場合も考えられます。これを、避けるには、方位ローテーターの
始点を北側に変更すれば良いのですが、交信日時により最初の設定を
変更しなければならないことも頻繁に発生します。

 これを避けるため、次のような事を考えてみました。思い違いが
あるかもしれませんが、皆さんで考えて頂けないでしようか。

 条件は、上記の例と同じなのですが、方位ローテーターの始点を皆に
固定し、ISSが天頂より南を通る場合、仰角を180度制御出来るとして、

  仰角 = 180 − 本来の仰角
   
  方位 = 本来の方位 + 180   0≦本来の方位≦180
         本来の方位 − 180   180<本来の方位≦360

とすれ、見かけ上始点を北に変更したことになると思うのですが。   

もし、何処かおかしいようでしたらご指摘下さい。始点を固定したまま
上記の最大仰角でビームを外すことが無い方法がありました教えて
いただけないでしようか。

安田 聖 7M3TJZ