ハムシンポジウム2013に出展しました

1月20日(日)、尼崎市の尼崎リサーチ・インキュベーションセンター(エーリック)にて
JARL兵庫県支部・大阪府支部共催による恒例のハムシンポジウム2013が開催されました。

これに、今年もJAMSATとして出展しましたので簡単にレポートしたいと思います。今回は、
出展ブースでの資料配布(衛星通信よろず相談)、また毎回恒例となった衛星通信入門
講座(講演会)、それに衛星通信用のアンテナ展示(動体展示)の三点での出展を行いま
した。先ず、衛星通信入門講座は、前回のカンハムでは少人数だったのが10人以上の方
にお越しいただき関心の深さに驚きました。最初は、4名ぐらいだったのが、だんだん増え
ました。前回の資料に次回上がるであろう衛星の情報を織り交ぜたパワーポイントに沿っ
て説明と実際の衛星からの電波受信音を聞いていただきながら、ゆっくりとお話ししました。
この講演会をとおして、衛星通信の面白さについて、多くの方に興味を持っていただいたと思います。


衛星通信入門講座


衛星通信用のアンテナ展示では、昨年までは屋外での展示でしたが、毎年この時期は非常
に寒いので、今年は屋内に場所を確保頂き、JA3YRL/3運用ブースのすぐ横で展示しました。
構成は、ケンプロ(今はYAESUブランドで販売しています)の水平・仰角ローターに2mの3エレ、
430MHzの5エレデュアルバンド八木、CALSAT32から新PICNICコントローラー(JAMSATニュー
ズレター266号/JM3DUR島村さんの記事参照)を介して、自動制御のデモをしました。1階ロビー
での展示でしたので沢山の方に立ち寄って頂き、十分に衛星通信のPRが出来たかと思います。


サテライト用アンテナ展示とJA3YRL運用

出展ブースでは、いま使える低軌道衛星情報としてA4裏表1枚の資料とNPO-JAMSATの紹介を
セットにしたものを来場者に配布しました。資料を見ながら、使える衛星が減ってきたと感じられ
ている方も多いようで、新たな衛星の誕生が待たれます。また、今回もアマチュア衛星「ふじ」の
アナログ・デジタル中継送信部JTA/JTDのエンジニアリングモデルの展示を行いましたが、これ
に興味を示す方も結構多く、かなりの方から写真撮影についての照会がありました。今の時代、
専用ICやLSI仕様が常識となった中にあって、ディスクリート仕立ての基板回路が新鮮に映った
のかもしれません。

JAMSATブース

お昼には、恒例の新春パーティが開催され、多くの参加がありました。”豪華景品”によるクジ引
き抽選会も行われ、和やかな雰囲気でのシンポジウムとなりました。今回は、3名での出展とな
りましたが、やはり出展の準備や当日の役割分担等において、かなりタイトなものがありました。
次回は、ぜひ多くの参加者で有意義に出展できればと思います。出展にご協力いただいた皆さん、
大変お疲れさまでした。

参加者(※敬称略)
JH3BUM:石原、JM3DUR:島村、JH4DHX/3:大谷

2013.1.24 JH4DHX/3 大谷